暑いから、今日はこんなアルバム
"Nina Del Fuego"Buika(Warner/2008)
連日うだるような暑さでバテてます。今日は台風が近づいているとかでどこにも出掛けないで、部屋に閉じこもることしました。さすがに冷房のない部屋は暑くて死にそうなるので、風呂場に少し水を入れてブイカのこのアルバムを聞きながら瞑想するのです。するとそこはスペイン?の洞窟。
コンチャ・ブイカは赤道直下のギニア出身のスペインに移民した歌手です。フラメンコ中心にジャズやアフロ・ミュージックの要素を加味しながら彼女固有の世界を歌い上げている。ジャズというより、フラメンコでしょうね。ジャズも歌ったアルバムもあるんですが、どうも企画倒れのような気がします。彼女の魂はフラメンコに染まっている。それでもジャズ的なスキャットを織り交ぜたりして興味深い歌手です。
(ジャズ再入門vol.79)