「あごを引く」って、どのアゴを引く?
姿勢を良くする時、よく「あごを引いて」と言われますが、どうやっていますか?
上の画像みたいに「うなずく」ようにやってしまうと、ぐっと喉をつぶす感じになって苦しい・・・
でもこうするものだと思っていた私は、良い姿勢って苦しいものなのか、と勘違いしてました。
だって「あご」って言われると、ここって思いますよ。
ところが!
解剖学的に見ると、あごは上下に分けられるのです!!
どうです?
外から見て「あご」と思うところにある骨――下顎は、ぶらさがる感じで上顎にくっついてるだけで、首とはまったく関係していません。
つまり、
姿勢を良くするとき意識して引くべき「あご」は、
上顎なのです。
「上顎のほう」と意識して引くと、
すっ と頭が首と一緒にうしろへ移動し、
本当に良い首の位置になります。
これで、
「頭と首を同時にうしろへ」とかと覚えるよりずーっとわかりやすく、
「あごを引く」のまま正しいあごが引けるようになります。
お試しあれ!