明けましておめでとう御座いました。
2023年、私が最初に発した言葉は「OK Google」だ。
新年の挨拶を最初にした相手もGoogleHome miniだ。
今年もよろしくGoogleHome。
ところで、最近、スリープ設定をしたのにラジオを消してくれないのは何故なんだい?
因みに、大晦日は通常通り21時過ぎに就寝し、元旦は4時台に起床して創作活動に明け暮れ、その最中に初日の出を観測してtwitterとinstagramに投稿した。
その後、ふるさと納税の返礼品で頂いたおせちを食し、ここ十年近く続けている元旦のルーチンを行った。
まずは初詣。
今までは、或るご縁があった神社にお参りしていたのだが、今年からは氏神様にお参りすることにした。氏神様は昨年めちゃくちゃお世話になった神様だったので、ご縁を感じたし頭が上がらなかった。
お参りが済んだらおみくじを引く。
おみくじの内容は自分への戒めの言葉だと受け取り、いつでも読み返せるように財布に入れて持ち歩き、翌年、新しいおみくじを引いた時に神社にお返しする、というのが自分のルールだ。
おみくじの筒は二つあったのだが、私は手近な筒よりも奥の筒に異様に惹かれてしまった。どちらでもいいとのことで、遠慮なく奥の筒で引かせてもらった結果、大吉だった。
大吉なんて出たのは何年ぶりだろう。ありがたやありがたやと思いながら内容に目を通すと、なんとも耳の痛いことが書かれていた。
要約すると、こうである。
「焦るな」「騒ぐな」「人に任せろ」
私は心配症で小心者で杞憂を地で行くタイプなので、ちょっとしたことでハラハラしてしまうし、人に任せっ放しだと申し訳なくなって、自分も動かなきゃと動いてしまうタイプなのだ。
心配性ゆえに成功したことも幾つかあるので欠点とまでは言えないのだが、時には待つことも大事ということか。実際、昨年はそういう場面に遭遇したし。
あまりにも昨今の私を把握した戒めの言葉のオンパレードだったので、財布どころか腕にでも貼っておいた方がいい気がしてきた。やっぱり神様は見てるんだなぁと震えた新年である。
その後、おみくじを五度見くらいしつつ初売りへ。
自分の中で恒例となっているカルディのドリップコーヒー福袋を入手し、おとものお菓子として文明堂の福箱を購入して正午前に帰宅。
元旦のルーチンは無事に終了し、あとは好きな音楽を聴きながら創作に没頭して一日の終わりを迎えた。
多分、今年もひたすら何かを作ってるんだろうなという予感はしている。
頼まれてなくても勝手に作るし、公開しなくてもそれなりに作ってるし、創作は私にとって呼吸なのだ。
自分の中で文芸とはまた違ったアイディアが溢れているのもあり、活動の場を広げたいというのを強く感じていて、昨年はそのための種を蒔いていた。
もちろん、文芸でも引き続き活動させて頂ければと思うが、他の分野でも経験を積みたいと思っている。
そんなこんなで、色々なことに挑戦しつつ戒めの言葉を思い出して頑張りすぎないようにしつつ、2023年を過ごしたい。
因みに、2023年一発目はアンソロジーだ。
キミノベルさんの『てのひら怪談 見てはいけない』に寄稿している。
ガチな作家陣の末席を汚しつつ、蒼月なりのホラーを五編添えさせて頂いたのでお手に取って頂けると幸いだ。
そして、二月は『咎人の刻印』『東京ファントムペイン』のコミカライズが三冊同時刊行!
普段は少女向けの作画をされる藤丸先生が、めちゃくちゃクールな作画をしてくださっているので必見だ。東京PPは念願の紙媒体である。
忘れてはいけないのが、『咎人の刻印 ブラッドレッドコンチェルト』だ。
蒼月作品がついに三次元(2.5次元)に!
紙(もしくは電子)以外の媒体になるのは初なのだが、関わる方の多さに圧倒されている。また、小説やコミックスと文化が違うので学ばされることが多く、いい経験を積ませてもらっている。
三次元は二次元では得られないものが得られるので、皆さま、是非ともご覧頂ければと思う。
場所も安心安全の紀伊國屋ホールだ(実は新宿駅や周辺の地下鉄駅から地下直通でアクセスが可能だ。雨や雪でも安心!夜でも安全!)。
蒼月の単著については、しばしお待ち頂ければと思う。
現在鋭意製作中で、新作が発表できる予定になっている。
その前にも、発表できることがあるかもしれない。
とにかく、2023年も書き続けるので、温かく見守ってやって頂けると幸いだ。