2023-7-30「ダッシュボードをいじりたい2」
こんばんは。
現実世界がアツすぎるので仮想世界に逃げていたら、仮想ヨーロッパ内で悪天候に苦しめられる日々を過ごしています。
先日いじりたいと思っていたトラックの速度表示計器の部分、「ダッシュボード」を修正するつづきです。
資料がなさすぎるので試行錯誤で少しずつやっていくしかないか……と思っていたのですが、
なんと、資料が発見できました!
というか、決定版でした。「あ、もうここ読めばダッシュボードカスタマイズできる、ほぼすべての疑問が解決する」
という場所を見つけたので紹介します。
"Documentation/Engine/Truck Interior Animations and IDs"
ETS2の開発元 SCS SOFTWAREが公開している技術ドキュメントのひとつ。
「Dashboards ID」とよばれているゲーム内数値にアクセスするためのIDの一覧が載っています。
たとえばID:1000には「外気温」がわりあてられているので
ID:1000の項目を作ればどこにでも温度計表示が追加できる…みたいなことがわかります。
[Guide] How to create on-board computer mod.
mod作者の方が書いた、ダッシュボードコンピューター画面をゼロから作れる、非常に詳細な解説スレッドです。
もちろん既存のmodを読み解くのにも有用です。
どちらも英語ですが、ブラウザの翻訳機能を使ったりLLMに訊いたりしながら、えっちらおっちらと読み進めていきます。
この助けを借りることで、完成したかもしれません、私の理想のダッシュボードが。
Scania 2016 S & R Custom Dashboards v1.9 (Updated) というmodを元にして作りました。
まず、左速度計のディジタル表示部分の多くを占めていた、「走行距離計」および「トリップ距離計」を左側から中央のディスプレイに移動しました。
中央のディスプレイは切り替え方式なので、いままで常時表示されていたこれらの数字を、表示しないようにもできるようになりました。
「オドメーター」というんでしょうか、重要な情報であることは理解できるんですけど、これらの数字によって「現在速度」がちっちゃくて見にくかったんですよね~
その代わりに左速度計のディジタル表示は「時速」だけがシンプルに表示されるようになって、視認性があがりました。
クルーズコントロールの設定スピードも「これでもか」というくらいでかくしてやりました。
さらに左側の速度計部分に、クルーズコントロールがオンになっているときだけ設定スピードが緑色で表示されるようにしました。
さらに死角センサーも「移植」これでかなりええ感じになってきたと思います。
あとはライト表示かなあ。「ハイビーム」のランプはあるんですが、ロービームが点いてるかどうかは、
「なんとなくコンソールのランプが明るく光っていたらついてる」
「視点をうごかしてハンドルの左側をみて、左のスイッチがオフになっていなければついてる」
「ゲームを止めてライト設定画面を呼び出す」
「外部視点のカメラにきりかえてヘッドライトを直接見る」
とか、微妙にわかりにくいのでダッシュボードに表示されているとありがたいんですよね~