頭を使うゲーム、時間を搾取するゲームーよそのお子さんをみて思ったこと
今の時代を生きる小学生と話す機会を得た。10年くらい前は家庭教師やりまくっていてたくさん小中高を見てた。
そこから10年経って今の小学生と話してみると今の時代はスマホが進みすぎて偉いことになってるなと思った。
頭を使うゲーム
ファミコンのマリオにしてもメガテンにしても割と頭を使うゲームだった。くにおくんにしてもそうだったし、さんまの名探偵もそうだった。
画面のここが光ればただ叩く、そうするとエフェクトが出て光って何かがもらえるだけというゲームはあまり思い出せない。
ロープレにしてもアクションにしても考えずに脳死で解けるやつはなかったと思う。
今のスマホゲー
ひたすら画面を叩いてその反応をみているだけのように思う。光る画面を見させ続けることがスマホゲーム会社の金を払わせるために、時間を取る手段ではないだろうか。
昔のファミコンゲームは金を払わせるのが目的なのは同じ。時間を取るのも同じ。ただ、工夫を求めていたように思う。
昔のゲームか、今のスマホゲー
子供にやらせるなら昔のゲームの良作佳作だろうな。
スマホゲーはその次がなさすぎるように思う。次というのはスマホゲーで得られる能力ということだ。
画面が光れば叩く、ガチャがでれば回す。そのために時間をかけるか金をかけるかである。
パブロフの犬そのままだ。
それに比して、マリオなりポケモンは考えるという過程がある。メガテンにしても物語がある。
ゲームの先にある文献に進むことや、このゲームの操作から得られる能力はあるように感じている。
パソコンゲームもやるならシミュレーションだろう。うちの親父も信長の野望やら三国志はやることを許可していた。考えるゲームは存在価値が今の時代十分にある。
上の子も5歳になった。未だゲーム機も与えず、スマホもほとんど触らせない。ユーチューブとテレビもほぼ児童向けアニメだ。
手先のことや、水の冷たさ、自然のことに目を向けるようにすすめてはいる。
20年代を生きる小学生と話してゲーム脳と言いたくなる年寄りの気持ちがわかる気がした。