昨年の今頃は。
昨年八月に鬱になり、一時仕事を中断。
二ヶ月ほど休職する運びとなる。
鬱になったばかりの頃は、体がだるいときは横になったりしたけど、
基本的には家の掃除をしたり本を読んだり、その時その時の気持ちにあわせて休んで動いてを繰り返していた。そわそわするときがあったから。
九月の後半にはだいぶ身体も精神も落ち着き始めた。
気温も心地よい時期だったので、久方ぶりにバイクに乗ろうと思った。
車でもよかったんだけど、直接、風をうけたかったし、夏は暑すぎてバイクに乗っていなかったのもあって、バイク一択での気分転換。
少し大きめの芝生のある、寝転んだら気持ちよい公園があるので、そこをめがけてバイクを走らせる。
そこでは珈琲を飲みながら、芝生に寝転んで本を読む。
日中、気持ちいい空の下で珈琲を飲みながら本を読むなんて贅沢だよね~。
そんなことを十月半ばまで続けていたら、少しなら仕事ができる状態にまで回復したので、様子を見ながら少しずつ仕事復帰。
理解のある職場に恵まれて幸運なことだと思う。
自分が鬱になったきっかけは、コロナで在宅になり、在宅になったことから家事の量が、なんか知らんが増えてきて、在宅で家にはいるけど遊んでるわけではなく仕事をしているのだけど、そこの加えて同居人の昼ご飯やら、その準備、片付け、、、をしていると、自分の昼休みがなくなる。
そこは在宅だからうまくやればいーじゃない、、と思うかもだけど、その分、仕事のしわ寄せが自分に来る。
同居人も別に気にしないで、とは言うけど、自分は買ってまでちゃんとした昼ご飯を食べたいと思わないので、簡単な昼ご飯(たとえば納豆ご飯や卵かけごはん、スープとか)で済まそうと思い、それを言うと「えー、じゃ、いーや。でもどうせ作るんだから一緒に作ってもいーじゃん」って。
ハ ナ シ キ イ テ マ シ タ ?
自分の! 作る! 簡単な! ご飯で! いーなら! 作りますよと言ってます。
それは嫌だし、やや不機嫌気味になるので、
簡単に!焼きそばとか
簡単に!チャーハンとか
簡単に!うどんとか
簡単に!そばとか
簡単に!オムライスとか
そんなんでいーよ。と、言う。
どこが簡単やねん。
そこには【調理】という工程があり、
炒めたり味付けしたり【料理】をし、後片付けまでが
【【【一般的な料理】】】】なんです。少なくとも自分はそう思ってます。
家に居ながら仕事に追われ、家事に追われ、仕事が終わったら夕飯の買い出し、準備、料理、片付け、家の雑務・・・。
それを毎日毎日続け、週末は+α、こまごまとした雑務。
世間でいうとこの、名前のない家事。
ある日、身体が動かなくなり鬱になるという結果に。
あーーーーー疲れてた!
そこから自分の時間を大事に過ごす方向へシフトし、時間をかけて丁寧に過ごしていたら、有難いことに数か月で仕事へ復帰する事ができたのは本当にラッキー。
何年も鬱の状態に苦しむ人はたくさんいるから。
そして気が付けば今のこの時期は、ちょうどゆっくりと自分の時間を優先に過ごしていた時期なのを思い出したのでした。
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