SNSを見ていると、何事もトレードオフだなと思う
Voicyでミニマリストが言っていた。
「"好きなものに囲まれた生活"には終わりがない。今あるもので満足する生活は幸せ」
一方別のパーソナリティはこう言う。
「ミニマリストであることは、一次欲求を無視した二次欲求の手段」
どちらもその人にとっては正解。
今ある物で満足する生き方はその人にとって正解だし、そうでない人もいる。
どちらが正しいとは言えなくて、自分で選ぶしかない。
会社員(組織で働くこと)がストレスフルで、フリーランスになった人。
会社員でありながらストレスフリーでいられるマインドを身につけた人。
どちらもその人にとって正解で、みんなこうすべきという話ではない。
みんなうまくいった話をする。もしかしたら、ニーズのあるストーリーを語っているだけなのかもしれない。
どんな道を選ぶのかは個人個人に託されている。
子育ての場面。
家では自由に、小学校で初めて規律を目の当たりにさせる子育て方針がある。
他方で、家で規律をしっかり叩き込み、小学校に上がってから子どもの違和感を少なくする子育て方針もある。
どんな子育てが正解なのかは分からない。
親は自分で選ぶしかない。
一つの道を選ぶと、他の道は選べない。けど、選ぶしかない。不正解だったとしても、結果を引き受けるしかない。
ポジショントークは万人に当てはまらない。
夫は、ライフハック系の情報や他人の生き方にあまり触れようとしない。VoicyもnoteもTwitterも、SNSをしない。
なぜしないの?と聞いたら、
「ライフハックも成功体験も、その人個人の体験だよね。そんなものは人の数だけあるわけで。逆にそういうのを見てる人は、何がしたいの?」
と逆に聞かれた。
…何も言えない。
夫のように、SNSを見ない人生もある。
けど、私のように、SNSを見て気づきに昇華している人もいる。回り道なのかもしれないし、正解かもしれない。
私も、SNSを参考にしない人生も選べる。
どちらの道も選べない。
何事もトレードオフだな、と思った。
という話です。