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少子化と色々について考えてみる

最近、少子高齢社会について、色んなVoicyパーソナリティさんの話を聞くうちに、情報が整理しきれずモヤモヤしてきました。。
そもそも何が問題なんだろう?
分からなくなってきたので、一旦吐き出しておきます。

少子になることの問題ってなんだろう

子どもは、将来の労働の担い手。
生活に困っている人や働けない人にお金を分配して助けるために、必要な存在。

また、国の経済発展にも必要。(そもそも、経済発展する必要があるのかはピンとこないけど…)

少子化の原因には発端があるらしい

木下さんVoicyで聞いて初めて知ったのですが、「産めよ増やせよ」から一転、戦後、連合国軍総司令部(GHQ)が、堕胎や避妊による「産児制限」を日本に強烈に刷り込んだそうです。
詳しくは放送を聞いてみてほしいのですが、

・子どもは家庭内で世話するのが当たり前
・多産多子は悪

このような自己責任論の刷り込みにより、4〜5人産むなんてとんでもない…!という風潮になっていったようです。
↓こんな記事もあった。少子化は人災…!

↑楓さんのnoteとても分かりやすい!

産児制限を調べてみると、もともとは闇堕胎による女性の身体の負担をなくすとか、避妊する女性の権利、みたいな流れで誕生したようですが、本来の意味を飛び越えて、自己責任論に変換されてしまったんですね。

労働力が減ることにどう対応すべきか

子どもが減るということは、労働力が減るということ。
労働力が減ると、税収が減る。
そうすると、これまで税金で維持していたものが維持できなくなる。

税金で維持されているものは?
・道路や市役所など公共サービス
・社会保障(年金・医療・介護、生活保護、社会福祉、公衆衛生とか)

他にもあるかもですが思いつくのがこのくらい・・

じゃあ、人口減に対しどうしたらよい?
・子を増やす
・インフラを縮小する
・社会保障を縮小する
・社会保障の提供先を資産別で区切る

①子を増やす

色々ありそうですが、
・子どもを産み控えてる人に子を産ませる
・未婚率を下げる
・婚外子をタブーにしない

私は2児の母ですが、あえていうなら
産み控えてる
に分類されるのかな。

私たち子育て世帯には、手当とかサポートは色々ありますが、それで
「よし!子どももう一人増やそう!」
とはならないと思う。
助かる、くらい。だと思う。

一人育てるのにそんな細々した金銭的なサポートでは背中を押す材料にならない、というのもありますが、
一番は、
核家族でもうこれ以上子どもを見られない…
という思いのほうが強い。
保育園と半々で、やっと子どもと穏やかに接する余裕を捻出できる…という感じ(働き始めたら本当にやばそう)

近所の人が
「今日は子どもたちうちで預かるから!」
とか、
「一日うちへ遊びにおいで!」
みたいな雰囲気があれば、
「じゃあ…」
となるかも。

子どもも私有するのではなく、
社会の共有財産
と考えるといいのかもですね。

そう考えると、
よその家の子も積極的に預かって世話してあげたい!
という思いがむくむく湧いてきますね。。
(今はそれどころじゃないのが現実ですが…)

②インフラを縮小する

たまに山奥に行く機会があるのですが、
長い山道の先に、数軒の集落がポツポツあるだけ、みたいな光景をよく見かけます。

日本はどんな田舎に行っても、道はちゃんときれいだし、なんなら久々に行くと、めちゃくちゃ広くてきれいな道になっていたりして、日本のインフラってホント素晴らしいなと思います。崩壊してる道には、ちゃんと立入禁止の看板があるし。

けど、これにも税金が投入されてるんですよね。
税収が今後減る以上、
「ここのエリアに家を建てる人は、今後インフラが整備されなくなっても文句なしね!自家発電にして、郵便も近くの郵便局まで自分で取りに行ってね!」
みたいな念押しが必要になってくるのかなとも思います。

③社会保障を縮小する

年金とか、医療費負担とか、これまでの人口割合で成り立っていたお金の分配自体を削る
医療費も自分で100%負担します!
年金いりません!
みたいな人の社会保障を削る。

これが実現するのは、マイナンバーサービスと資産の紐付けなのかもしれません。

④社会保障の提供先を資産別で区切る

今の制度では、労働者が働いたお金や公費(国債)がお金持ちの人にまで分配されるようになっている。
資産とマイナンバーを紐付けすれば、お金持ちは除かれ、本当にお金が必要な高齢者にだけに年金が届くし、切実な人の医療費負担だけを軽くできる。
お金が有り余って使い切れない、と言う高齢者は、私の周りにもたくさんいます。

そんな高齢者のお金はどこへ行くんだろう?
・相続税となり国へ戻る
・高齢者マーケットへ吸い込まれる
・まあまあ中年になった子どもへ分配される

高齢者マーケットは悪なのか?

2022年の社会保障費は約130兆円。
このうち年金は44.9%、医療費31.1%

厚労省HPより

高齢者の多くいる地方自治体は、年金で回る高齢者マーケットに支えられている。
労働者が働いて稼いだお金が年金にまわり、最終的に高齢者マーケットに集まる。
高齢者マーケットで働く労働者。

労働と給料が高齢者マーケットで循環する。

これは悪いことなのか?
順当に行けば淘汰されるはずだった地方自治体が、年金により「適切に淘汰」されず、ながらえている可能性もあります。

盛り上がるべく盛り上がっている市場ならそれはそれでいいような気もします。
(それにしても現場で働く人がもっと稼げる社会になってほしい)

↑限られた人員が医療・福祉に集中してしまうことの問題を指摘

高齢者マーケットは人口減によりいずれ縮小していく。
子どもが輝くと輝く社会ってどうやって作っていったらいいんだろう?

それとも、子どもが減ることを受け入れて、人口が減る日本なりの運営の仕方にシフトしていったほうがいいのか。

どうしたらいいんだろう?

自分のできることは?と考えると

・子どもを社会で共有する意識
 (not自己責任論)
・どうしたらいいのか考え続ける
・身近な人(子も含め)と、政治の話をする

子どもの頃は、
「政治の話は大人になってから」

新卒の頃は、
「政治…なにそれ?」

そして今
「もう大人なのに、政治のこと全然分からない😂深く知りたいけど、ファクトまで調べる時間の捻出はその他の時間とのトレードオフだ…!」

とやっと気づいた🥶

あと、知識の土壌がないので、話を聞いてもただ意見に右往左往するだけになってしまっている、、

今回記事に書いてみて自分の足りなさに色々気づいたので、Voicyを聞きつつ考えながらアンテナを立てていきたい。

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