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うさぎさんのお部屋掃除に対する私のルール

 今はうさぎの女の子が2匹、7歳のはなと4歳のすずが我が家にいます。
 10年以上前に我が家にいた、ぱんとねね。
 ぱんはわずか4歳で亡くなり、ねねは11歳まで生きてくれました。
 ねねに対しては色々懺悔したいことがありますが、そのひとつがこまめにケージの掃除をしてあげられなかったことでした。
 
 私が妊娠して子供が産まれるまでは、ほぼ毎日ケージは掃除していました。
 しかし出産後、ねねのケージの掃除は夫に任せきりになり、その夫はちょこちょこ掃除をサボるようになりました。
 そのためケージの中がチモシーくずだらけ、ペットシーツが湿ったままという状況がたびたび起きました。

 ねねは亡くなる数日前から、じっとしてうとうとしている状態になっていました。
 しかしある日、突然大きな鳴き声をあげました。
 驚いて抱き上げると、そのままねねは、私の手の中で亡くなりました。

 私は、ねねに対して最期までこまめなお世話をしてあげなかったことを、悔いました。

 だからはな、すずを飼い始めて自分に課したマイルールのひとつは、

「毎日ケージの掃除をする」

 息子はアトピーとアレルギー性鼻炎、夫もアレルギー性鼻炎、そして私自身、何も症状が出ないのが不思議なほどのアレルギー体質です。
 うさぎのため、そして自分たちのためにも、毎日2匹のお部屋はきれいに掃除しています。

 ケージやトイレにくっついた毛を、きっちりコロコロで取り除きます。
 
 毎日掃除をしてあげると、チモシーの食べ具合や、糞や尿の異常にもすぐ気づけます。
 うさぎさんの足の裏も、汚れることなくふかふか。

うさぎの足裏に肉球はありません。

 掃除をするときは部屋に放して遊ばせ、おやつを手からあげたりするので、はなとすずもランニングや探検をしては、私の近くに戻って来ておやつをねだってきます。

 私がインフルエンザであろうと、コロナ療養中であろうと、はなとすずに健康被害が及ぶ病気でなければ、欠かさず続けています。
 すずを迎えるまでは夫も交代で掃除してくれていましたが、今はほぼワンオペです。1,2度だけどうしても動けなくなった時に任せました。

 私にも夫にも、アレルギーだから2匹を手放すという選択肢はありません。

 

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