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書散裸#44 2024年お笑い備忘録

 2024年に予定されていた全てのステージが終わった。
 あっという間だったな。20代なったらあっという間だぞ、ってサークルの先輩に言われていた18歳が、21歳になった。

「黙っとけ、自分の人生が濃くないからだろ」

 内心このくらいに思ってたけど違うな。
 濃くなれば濃くなるほど、夢中になればなるほどあっという間だ。
 だからこそ振り返って刻む必要があるのだろう。

 人生で考えた時に振り返ることは別でももちろんあるのだけれど、今回はお笑いに関するものに絞る。一つ一つ書き出したらどのくらい長くなるかわからないけど、印象的なものは言葉にしたい。後述するC-1グランプリはまた別で執筆予定。


数字


まずは数字で追っていく。去年と比較したい。

  2023 2024
ネタ  46   73
前説       20
MC   5       10
コーナー     7
営業        16
メディア      3
自主メディア   26

 昨年と比べて格段に活動量が増えているのが窺える。部長としての仕事を抜きにしてもなかなか頑張ったと自分を褒めたい。また、今年からより細分化して活動を記録したので活動の全容が把握しやすくなった。授業の出席回数は管理できないのにこういうところはできる。やる気の違い。早速全体を振り返りながら見ていく。
(※限定公開のネタ動画は拡散しないでください)

1月

【営業】ナイトフェス
   ネタ1 Frontier 漫才 「ソロキャンプ(以下🏕️)

 2024年一発目のお笑いがソロキャンプだったのか。このネタは漫才で、一年目から形を変えながら営業を主戦場にずっと自分を支えてくれている。著作権フリーネタとして色々なコンビで使い回している。最近はお休み中。正直飽きてやっていない。薄情だな。イベント自体は大学のサークル連合が主催で、サークル同士で集まって盛り上がる、的なコンセプトだった。ネタはそこそこウケたけど、ランウェイを各サークルが歩くみたいな催しでギャグをやって滑った記憶がある。ツッコミだったけど声も届いていない。恥ずかしかった。一発目のステージとしては微妙じゃなか、先行き不安。

2月

【ライブ】お笑いライブin浜口presents by 長崎大学お笑いサークルCCC

集客10人?くらい。ウケ渋い。


    前説 1
    ネタ 2 土田澄空 漫談 「肩車」
小さいマラサダ コント 「カジノ」

【ライブ】ユーモア、アイロニー、アレゴリー〜ブラックな笑いと音楽の祭典〜

集客10人弱。


    前説 1
    ネタ 2 Frontier 漫才 「正解」
サイレントブラック 漫才 「AKIRA」


 一つ目の通称「銀座」ライブは本当に成り行きで決まった。何かの打ち合わせで相方とスナック銀座というお店の前を通った時に常連さんに絡まれて入店し、私が綾野剛に似てるとママが喜んだことでライブができるようになった。いまだにライブで擦っている。相方の「〇〇な二宮和也」発祥の土地。

 二つ目のライブは大変だった。とてもコンセプチュアルなことはタイトルで読み取って頂けるだろうが、主催は外部の方で、いつもCCCの単独ライブに楽曲提供してくれている人から打診があり打ったライブだった。お笑いも音楽もありつつ、ダークなネタをするラフ&ミュージック。ワクワクする催し。まさかの主催が当日飛んだ。ただお笑いライブになった。それもかなり下火なグダグダライブに。他責思考で手抜いちゃってる。よくない。慰めで行った打ち上げでぼったくられた。結構最悪な1日。

3月

【ライブ】ネタをやった後に1年生の演者が1期生の先輩演者に言いたいことを言うライブ

集客15人くらい?俺らの後にコーナーあってウケ始めた


    ネタ 1 Frontier 漫才 「自転車(以降🚲)
    コーナー 2

【ライブ】すぱろう卒業ライブ「メガンテ」

集客50人くらい?門出にふさわしい


    前説 1 今昔レベッカ
    MC 1
    ネタ 2 七対子 漫才 「家」
 暁星ロマンチスト 漫才 「Don’t cry any more」

【営業】@サントリーニ
    ネタ 2 Frontier 漫才 「🏕️&🚲」
        サイレントブラック 漫才 「AKIRA」

【ライブ】長崎大学お笑いサークルCCC✖️九州大学お笑いサークルWRABEEコラボライブ「長九盟」

集客30人。2番手。お客さん温かい


    前説 1 サイレントブラック
    MC 1
    ネタ 1 ぼーてんLFRITH 漫才 「闘牛士(以降🐮)」

【営業】@西山台ふれあいセンター
   ネタ 1 ぼーてんLFRITH 漫才 「相撲時代劇」

【ライブ】渕山がビジュ良いと思ったコンビを呼んだ寄席

集客20人弱。


   前説 1
   コーナー 2
   ネタ 1 散散バルカン 漫才 「顔」

【営業】@稲佐山野外音楽堂
   ネタ 1 散散バルカン 漫才 「🏕️」


 3月は春休みだから結構頑張っているな。
 一番記憶に鮮明に残ってるのはすぱろう卒業ライブ「メガンテ」。今社会人1年目として芸人、ADをしている先輩コンビすぱろう、その旅立ちのライブ。あまりにいいライブだった。ネタもすごく楽しかった。作り上げている実感と終わってしまう寂しさ。その後にあったすぱろうの自主ラジオ「すぱろうのちゅんちゅんラジオ」最終回公開収録は咽び泣いた。人生に一つピリオドが増えた瞬間だった。CCC1期が終わった瞬間。こんなに人生狂わされると思ってなかった。

 営業もたくさん行った。営業は行くたびに地肩を鍛えてもらえる。
九州大学とのコラボライブも面白かったな〜。初めて他のサークル、同年代のお笑いをやっている人と触れるのはすごくいい経験だった。打ち上げもすごく楽しくて、プチ合宿になった。一方で、WRABEEのとあるコンビと私のラジオでの発言を巡って揉めた。これはいつか精算しなきゃいけない。

4月

【ライブ】大茶話会
    ネタ 3  散散バルカン 漫才 「🏕️」
        散散バルカン 漫才「サッカー(以降⚽️)」
        ぼーてんLFRITH 漫才 「🐮」

【営業】@アメフト部新歓ビンゴ大会
   ネタ 1 散散バルカン 漫才 「スポーツ」

【ライブ】新歓ライブ①
    前説 1
    ネタ1 Frontier 漫才 「子供の名前」

【賞レース】UNDER5
     ネタ1漫才 Frontier 漫才 「🚲」

【ライブ】合同新歓ライブ「ECHO」
    MC 1

【ライブ】新歓ライブ②
    ネタ 2 散散バルカン 漫才 「⚽️」
        青春ルサンチマン 漫才 「恐竜(以降🦖)」

【ライブ】お笑いサークルCCC✖️ナイチンゲールダンス「NAGASAKIお笑い革命」

集客450over。中部講堂の歴史上一ウケ。


    前説 1 Frontier

【営業】新歓祭
   ネタ 1 今昔レベッカ 漫才 「ピザ屋(以降🍕)」

【メディア】KTN 報道
     KTNマルっと
     ネタ 1 Frontier 漫才 「🏕️」
     NHKロケ

 部長に就任した4月。新歓を強化しようといっぱいイベントを打つようにした。新しい試み。ECHOという軽音やアカペラのサークルと合同でやっているイベントはネタなしでMCのみで終わってしまった。次はネタがしたい。

 UNDER5はぐうの音も出ないくらい滑った。

 そして何より大きかった、ナイチンゲールダンス襲来。ちゃんと売れてる芸人さんと絡ませてもらって、お笑いの世界への解像度、リアリティが変わった。面白かったな〜。悔しさを感じられないくらい差があった。ディレクターの人とずっと密着のやり取りをしたり、ロケに行かせてもらったり、本当にいい経験になった。

5月

【営業】ECC漫才教室第2回
   ネタ 1 散散バルカン 漫才 「⚽️」

【ライブ】土竜の板B3ライブ〜地下に潜って星になる〜


    MC 1
    コーナー 1
    ネタ 3 散散バルカン 漫才 「⚽️」
土田澄空 漫談 「美」
 今昔レベッカ 漫才 「🍕」

【営業】告知ゲリラ漫才
   ネタ 1 散散バルカン 漫才 「⚽️」

【ライブ】7th単独ライブ「千載一遇」

集客50弱。
集客50弱。


    前説 1
    MC 2
    ネタ 3 青春ルサンチマン 漫才 「🦖」
Frontier 漫才 「0次会」
ぼーてんLFRITH 漫才 「相撲時代劇」

 漫才教室はいつも楽しい、人の成長に携わることができる。
土竜はアングラなネタができる大好きなライブ。下ネタ多すぎて新歓で入ってくれた子たちがドン引きし、ライブの存続が危ぶまれることになる。

 千載一遇も思い入れ深い。すごい顔がテカテカしている。青春ルサンチマンは空気感が難しくて好きだし、Frontierは新スタイルを実践したし、ぼーてんは溜めてた設定が使えた。青春は正直めっちゃ「わからない」って言われたな。そらそうだわ。Frontierは本番ウケないんだよなぁ。今思うと中部の広さで舞台を動き過ぎてペースを崩している。あと尺が長い。伏線回収が機能しなくなっている、ぼーてんのネタも尺だな。色々足し過ぎた。凄い好きなネタではある。C-1でやりたかった。

6月

【賞レース】全日本アマチュア選手権
     ネタ 2 Frontier 漫才  「カッシーマウス(以降🐀)」
         ぼーてんLFRITH 漫才 「すもう時代劇」

【ライブ】KOC対策ライブ

集客30くらい?


    ネタ 3 Frontier① コント 「余命宣告」
Frontier② コント 「万引き」
小さいマラサダ コント 「約束の場所」

【賞レース】キングオブコント2024 1回戦
     ネタ 1 Frontier コント 「余命宣告」

 全アマは動画予選で落ちたからあまり実感がない。どういうネタがいいんだろうね。

 キングオブコントは初めて出た。対策ライブが結構楽しくて、コントは自由度が高くて病みつきになる。特にツッコミのないコント。だが、漫才の方が量産しやすくてまだ手が出ていない。KOC本番はややウケって感じかな。滑りはしてないが通ることを期待できるほどでもなかった。

7月

【ライブ】広角打法単独ライブ「切り込み隊長」

集客60くらい。


    ネタ 1 Frontier 漫才 「🐀」

【営業】はもねぷあサマーライブ
   ネタ 1  青春ルサンチマン コント 「合唱部」

【営業】城栄夏祭り
    ネタ 1 サイレントブラック 漫才 「選手村」

【営業】出島宵市
    ネタ 3 Frontier 漫才 「🐀」「⛺」
         ぼーてんLFRITH 漫才 「相撲時代劇」

【ライブ】M-1対策ライブ

集客70くらい

広角打法単独の動員数がキャパに対して満員で、あの舞台を経験させてくれた広角には頭が上がらない。エンディングの景色はわすれられない。走馬灯だ。

 営業もすごく増えて、広角単独と営業の影響でネタ力、特に漫才力が格段に上がった自負がある。肩の力抜いてその場に合わせることが前よりできるようになった。これって案外難しい。ロケ動画もリンク貼ったので御覧ください。

 M-1対策でやったFrontierのメイド喫茶は長尺でいつかやる。
出島の営業で俺が30分漫才しっぱなしだったのはマジで問題。けどかけがえのない財産。

8月

【ライブ】8th単独ライブ「傍若無人」ツアー①

集客25くらい。


    ネタ 1 小さいマラサダ コント 「ポニーちゃん」

【営業】@西海市鳥加郷
   ネタ 1  小さいマラサダ コント 「ポニーちゃん」

【営業】五島玉之浦夏祭り
   前説 1
   ネタ 2 サイレントブラック 漫才 「選手村」
       カモネギ(お手伝い) コント 「ぷりきゅあ」

 伝説、ポニーちゃんが生まれた。子供も大人も大好き、動画を確認してください。ロケ動画もぜひ。

 五島の営業がマジで最高だった。夏祭りで1番。泊まり込みで民宿をお借りした。人がすごく温かくて、光の雑念がない花火が美しくて。花火に夢中になっていたら食べ物をあまり買えなかったのだが、地元の方がご厚意で閉めた店をもう一度開けてくれた。頂いたカップ麺が沁みてしょうがなかった。いつか五島玉之浦に別荘が欲しい。ロケ動画もぜひ。

ファンアートをもらいました。すごくかっこいい。俺は原作に忠実。相方かっしーはもっと足が短いです。

9月

【ライブ】NSC生とのネタ見せ会「切磋琢磨」
    ネタ 1 ぼーてんLFRITH 漫才 「怪獣映画」

【賞レース】M-1グランプリ2024 1回戦@幕張
     ネタ 1 ぼーてんLFRITH 漫才 「怪獣映画」

【ライブ】CCC主催ライブ「東京事変」

集客30強。マックスキャパ。温かい。M-1とハシゴした。流石に「怪獣映画」やりすぎて仕上がりまくった。


    前説 1
    MC 1
    ネタ 1 ぼーてんLFRITH 漫才 「怪獣映画」

【ライブ】長崎✖️法政✖️文京✖️東大4サークル対決ライブ「鶏群一鶴」

集客25。めっちゃ温かい。


    前説 1
    MC 1

【ライブ】長崎✖️獨協✖️明治✖️早稲田4サークル対決ライブ「泥中ノ蓮」

集客40強。マックスキャパ。なのに一番重い客層。下ネタ受け入れいません、って会場で鬼スベリ。いかつくて見直せない。


    前説 1
    MC 1
    ネタ 1 土田澄空 漫談 「喉ちんこ」

【ライブ】8th単独ライブ「傍若無人」ツアー③

集客20弱。意外と新スタイルのネタ。


    ネタ 1 ぼーてんLFRITH 漫才 「踊る大捜査線」

 9月は東京遠征をした。5日間滞在して、ライブを4本(1本は客なし)ぶっ続けで連日開催した。これもかなり新しい試みで、NAGASAKIのサークルがライブをするという新規性で集客は連日満員だった。ナイチンゲールダンス様々である。合計で13サークルに協力してもらったため準備は複雑だったが、ライブの打ち方など裏側がとても勉強になった。刺激もすごくて、色んなネタがいるし、面白いし、打ち上げ行ってくれるし、東京まじ最高。大好き。新大久保に滞在したのも最高に楽しかった。母や妹、弟、祖父母がいろんなライブに足を運んでくれたのも嬉しかった。特に祖父母の前でウケたのはデカい。孫がすべってたら寿命縮む。ぼーてんがどのライブもウケまくったから自信になった。M-1も落ちたけど手応えはあった。実家が埼玉にあるので、広角打法を2日泊めた。父親がめちゃくちゃ話しかけてて面白かった。

10月

【ライブ】土竜の板B4〜手負いモグラの起死回生〜

集客20弱。


    コーナー 1
    ネタ 4 小さいマラサダ コント 「ポニーちゃん」
ぼーてんLFRITH 漫才 「怪獣映画」
サイレントブラック 漫才 「踏絵」
散散バルカン 漫才 「コンプリート」

【ライブ】8th単独ライブ「傍若無人」
    前説 1
    ネタ 2 Frontier 漫才 「第8新卒」
ぼーてんLFRITH 漫才 「おでんレンジャー(以降🍢)

【営業】あたご自動車学校ダンスパーティー
   前説 1
   ネタ 1 Frontier 漫才 「ダンス&🚲」

 土竜の板は大暴れできるホームとして捉えているが、B4は滅茶苦茶失敗した。あんまうまく行っていない。非常に悔しい。どのネタも好きなだけに準備不足。散散バルカンで一作目の「コンプリ」を「コンプリート」にできたのは嬉しい。

 そして「傍若無人」。ぼーてんLFRITHで1位を取った。オーディションはギリギリのラインだったからこそ、東京でつけた自信が間違っていなかったと思えた。反面、Frontierはオーディションがよくて客ウケがあんまりだった。悔しい。ここから闘いの日々。
ダンスパーティーはお笑い浮いてたけど楽しかった。ダンスってマジでいいよな。相方に踊らせたくだりだけ盛り上がった。本ネタは滑った。

11月

【ライブ】学祭ライブ「抱腹絶倒」
    ネタ 5 散散バルカン 漫才 「⚽️」
青春ルサンチマン コント 「卒業」
Frontier 漫才 「第8新卒」
ぼーてんLFRITH 漫才 「🍢」
青緑 コント 「手紙」

【営業】ECC漫才教室第3回
   ネタ 1 散散バルカン 漫才 「般若」

【営業】@新大工ファンスクエア
   前説 1
   ネタ  2 ぼーてんLFRITH 漫才 「🍢」
        Frontier 漫才 「🐀」

【ライブ】Frontier✖️Mr.アイスクリーム「武者修行」

集客60人弱。3本目が一番長いけど面白いから見てほしい。


    コーナー 1
    MC 1
    ネタ 3 Frontier 漫才 「お父さん」
Frontier 漫才 「−3つ星レストラン」
Frontier 漫才 「−四十九日」

【営業】デンタルパーティー

集客30人強。


    ネタ 1 畏鼠 「歯医者」

 学祭は出店でチュロスをやったこともあってすごく充実していた。散散バルカン「⚽️」は第二の「🏕️」になってくれた。ルサンチマンも相方🦞が書いたすごく素敵なネタ。Frontierは模索、迷走して「傍若無人」とボケツッコミを入れ替えて大滑りした。お世話になっているバイト先(スナック)のママが見てる前で滑った。90キャパで。色がなくなった。ぼーてん「🍢」はもはや風格が出た。トップバッターでやったからネタ終わりに期待値を越えたであろういいザワザワがあった。青緑も台本に自信があるネタをやってウケがとれた。ちょっと温存かな。

 そして忙しくさせたのがMr.アイスクリームとのツーマンライブとして行た「武者修行」である。スタイルを両者ともに模索していたので、かなり苦しい準備期間になったが、やりとげた達成感は一塩だった。年末にかけてネタ動画が公開予定なので乞うご期待。このライブは演出面もかなり凝ったし、ライブ準備についてもかなりサークルに還元できたと思う。会場の設営図とかTIGET導入とか。集客も凄い多くて、40キャパ行けばいいと思ってたのに結果60弱集まっていただいた。いいライブになった。衣装も金をかけた。俺は派手髪にして柄シャツを合わせて新調したし、相方かっしーにスーツを勝手に買った。借金を背負わせて返させた。

 デンタルパーティーもすごい楽しかったな。「歯医者」の漫才をその日に用意していった。歯学部のお祭りだったから。「歯学部祭実行委員会」というのも用意した。すべて歯学部の演者、オチ―ヤンが協力してくれたため、大いに盛り上がってくれた。こういうパーティー的な飲み会にあまり出たことがなかったのでその空気も新鮮でよかった。

12月

【ライブ】C-1グランプリ 敗者復活戦

集客60人弱。


     ネタ 2 Frontier 漫才 「マンション」
ぼーてんLFRITH 漫才 「怪獣映画」

【ライブ】C-1グランプリ 決勝

集客75人。


     前説 1 Frontier

【営業】竹一自治会冬まつり
    ネタ 1 青春ルサンチマン 漫才 「毛ゲーム」

 12月は2024の集大成だった。C-1グランプリ、CCCのなかで漫才コントピンネタなんでもありの1位を決める大会。その初代大会を作った。実質島田〇助。「M-1が夢の入り口」って言ってたけど、あなたは夢を諦めさせる大会として作ったのでは?と思ったが、そこから新M-1は夢の入り口に大会が変わったのはすごくドラマティック。話が逸れた。私は主催者兼出場者で参加した。前代未聞。そしてオーディションに挑むも、まさかの2コンビとも敗退。嘘、両方そこまで自信がなかった。詰め切れなかった。そのまま結果に現れたと思う。

 敗者復活戦は予想以上に集客が多かった。かなりびっくりした。その割には客席が暖まるのが遅かった。これはMCと前説をしていた喫茶天国が悪い。Frontierの一個前のまろが丘がかなり跳ねていて、「嫌だな~」という負け腰で出てしまった。もっと攻めたこともできたし、雰囲気を掴めなかった。一方で、かなり褒めてくれている声もあって、本当に嬉しかった。やっててよかったなと思わせてくれる瞬間。ぼーてんLFRITHは結果的には少し惜しかったけど、これもまた一つ前の出番の黒犬荘(敗者復活戦から決勝進出)がすごくウケていて、「嫌だな~」と思いながら出た。両者ボケが共通なので腹が立つ。しかし今年の集大成のようなネタができたので、出来自体はかなり満足できた。

 そして決勝はFrontierで前説。前説出番だけで20回を超えているのでかなり板についていた。優勝した猫リセットの囲というボケに「負け癖がつきすぎている」と言われてしまったが。負け芸、滑り芸に走らない自肩の強さがいる。全体に関する詳しい反省はまた筆を改めることにする。

 2024年を締めくくったのは青春ルサンチマン。ほぼアドリブみたいな漫才で凄く楽しく終えれた。相方のザリガニくんに感謝。皆でわたあめの出店やったり、アルハラという言葉に微塵も臆さないビール早飲み大会に出たり、すごく楽しい活動だった。

 加えて、M-1グランプリをサークルで集まってみた。M-1の詳しい感想も別で書くけれど、最終決戦の前にサークル一同で誕生日サプライズをしてくれた。私の誕生日がC-1グランプリ当日で、2日後のことであった。大人数がお祝いしてくれる、こんな経験ができたのも今年一年頑張ったからだろうな~と感慨深くなった。

総括

 総括すると、本当によく頑張った。と自分にいえるくらいにはやったと思う。どっちかっていうとサークル運営に比重を置いた年だったからこそ、ステージを継続していき、部内でも恐らく3番手の出番数。これはかっこいい背中だろう。自画自賛、自分の機嫌は自分でとる。

 一方で、結果が乏しい。「傍若無人」で一位を取れたことは誇りに思えるが、賞レースはずっと1回戦敗退だし、C-1も結果を出せなかった。来年は運営には関与しなくなるので、ネタやライブでの立ち回り、人間性でまたお祝いしてもらえるように頑張りたい。


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