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書散裸#29 10代の軌跡 14歳編

世にいう中二病の時期に突入!
〜生って打ちたくて生だけ打つと🍺これ出てくるのキモい。もっと生って色々あるだろ。

14歳。中学2年生。


部活復帰

膝の怪我が治り始める。重度オスグッド膝で、最初は歩くのもギリギリだった。階段がまともに登り降りできない。走るのも無理だったけど、クソペナルティ(#28を参照)は気合いで乗り切った。というより反抗心によるアドレナリン。
整骨院に通院し、徐々に復帰の目処が立つが、感情は追いつかない。1年近くダラダラしていたし、何より部活の仲間達と気まずい。同期は小学生の時の少年団の一部が丸々持ち上がっていて、既にホームだった。だからこそ戻るのがしんどかった。会いたくない諸先輩がた(笑)も残っていらしたからね。

部活いけてない時期は父がロードバイクをくれて、休みなどに一緒に乗りに行ってくれた。とはいえ、父は次男のサッカー少年団も自分の時と同じように熱を持って手伝っていた。それもあって、部活ほどしんどい運動は当然怪我もあってやっておらず、ついていけるかもかなり心配だった。

それでダラダラしてたら母親と大揉め。
多分中1の冬なんだけど、中2に繋がってるのでここの括りで話す。
この時期は父親が出張も多く、母も仕事が忙しかった。家庭が休まる場所にならない中、半ばドロップアウトに近づいている4人兄弟の長男。キツく当たる気持ちも今となっては十分理解できる。子育てのロールモデルとの最初の対立だと思うし。

とはいえ大喧嘩。母に胸倉捕まれ俺は腹パン。あの時の母の目も忘れられない。後悔して大号泣。縁切る、みたいなやばい状態。

学校から帰ってくると小箱と手紙が。
小箱には財布、便せんに包まれた手紙。
そういった経緯を踏まえて和解、部活復帰へ。

復帰してみると、人間関係の構築にはそこまで苦労しなかった。
もともと同期が同じ少年団上がりで関係性があることもあって、かなり受け入れてもらえた。有難い限りである。
問題は練習に追いつくこと。体力が本当に空っぽになってしまっていた。技術よりもまずは体力。中学入って身体能力が伸びたやつも多く、その中でやっていくのが大変だった。
だが何とかレギュラーまでは這い上がり。
攻撃的な性格も加速し、闘志を剥き出しにするプレイスタイルへ。
まあ色々揉めもしたけどもうしょうがない。

修学旅行

奈良と京都に行った。
龍安寺が一番よかった。今でも渋いセンスだ。
大阪いけよ、とか思わなかったな。あんまりお笑い好きじゃなかった。

修学旅行実行委員になったのもかなり大きかった。
話し合いが静かにならないのを教卓蹴って沈めたエピソード、悪かったんだぜオレって感じで気に入っている。バカみたい。すいませんでした。
当日の行列が方々に迷惑をかけた、というのを全体の集合で伝えてくれ、と自分の登壇の5分前くらいに言われ、まあまあな無茶ぶりだなと思いつつも、なるべく自分の言葉で伝わるように、淡々と話した。それを先生たちからはあの後すごく評価された。卒業までの語り草になるくらいに。特に音楽の先生。音痴だからしょうがないけどこれでしか覚えられてなかった。また、引率していた校長(のちに教育委員会のお偉いさんになったらしい)に「ああいう子のスピーチで生徒会長決めたいよね」とまで言わせたらしい。当の自分は全然話したことを覚えていないのだが、同級生からはめちゃめちゃ切れてると思われたのだそう。本当に怒りとかはなく、淡々と思ったことを言っただけだったのだが、この人相も相まって勘違いされてしまったようだ。無念。

トラウマ

2年の最後は女性関係のトラウマで幕を閉める。
下世話な話、同級生の異性の理想的な体形ついてサッカー部の同期と話し合っていた。その際に、自分が名前をあげた子がたまたま前を通りかかり、「あおぞらが○○好きだって」と同期が悪ノリを。「おいやめろよ~」
ここまでは青春の一ページ。
後日、そんなことも忘れて登校すると、一部女子からの視線が鋭い。どうやら、その女の子の取り巻きに品定めされていたというのだ。というのも、その子がガチに受け取った。それを共有して回ったそう。
一緒に帰らないか、と何度か誘われ、こちらも満更じゃない。なにせもともと好みで名前をあげているからねえ。ドキドキワクワク。
これは脈あり、いけそうだ。
告白を決意。
直接がよかったが、その子に急かされラインで告白することに。
全然文章は覚えていないが、下心を包み隠すための饒舌な告白文をつづったことは覚えている。

結果、惨敗。

「え?」

この状態から入れる保険なんてない。
なんか振られた。
けどまあ、下心丸出しだったのが良くなかったのかな、罰が当たったと、完全に切り替えて週末を終えて登校。

他クラスの男子が告白文のワンフレーズー本当に覚えていないのだけれど―を俺に投げかけてきた。
嫌な予感、脂汗に冷や汗。
教室に行ってみたらどうやら、

他クラスだったその子は、俺のライン告白ポエムをノートに転写、赤ペンで採点して持ってきて、クラスの机の上でおっぴろげて見せたのだそう。

ちょっとゾッとしたよね。
いやだいぶ。マジで人生で一番ブちぎれちゃってたかも。
また弄ってきたやつを壁にドン!ってやっちゃう感じのキレ方。本当によくない。
直接顔を見たら「あかん〇してしまう!(M-1決勝のマユリカ)」状態の土田少年、本当に愚かなんだけど、ブチギレlineを送ってしまう。こればっかしは俺も本当に良くない。「首洗って待っとけ」とか言ってしまった記憶がある。

そう、お察しのとおり。事態は最悪の展開へ。

またそれを転写され、次は教員や女子生徒(と仲良かった男子)に一斉に共有!
最終的には親を呼び出される事態に。

「うわぁぁぁぁぁぁぁ」

こういう感じでしたね。

対処に当たってくれた先生(今もお世話になっている)が良くしてくださってそれが救いだった。
それが春休み前くらいで、一カ月くらいはげろしんどかったのか、記憶がないのだが、何とか春休みで火消しできた?状態で三年生編を迎えるのだった。

とはいえ、土田少年はかなり女性関係に傷を負ったのだった。
lineの扱いも凄く慎重だったのに最近やらかした。チーン。
あんまり変わってないのかもしれないな、案外。

自分の記事とかラジオを母が聞いているとのことだが、まあ別にこれに書いてる当事者にさえ読まれていいと思っているので、ぶれずに書いていきます。



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