自転車が泣いていた
バイトが始まる30分前に起床。。。
遅刻する!
大慌てで準備を整え、自転車に乗るためダッシュでアパートの駐輪場に向かいました。
そしたら、、、
私の自転車の前に横断するように別の自転車がとめられていました。
違法駐輪!
この自転車を移動させないと、私の自転車は出せない…
あ~!!!!
こんなに急いでいるのに!!
なんでこんなところに自転車が!!!もう!!
いらいらしながら、荒っぽく違法駐輪の自転車をどかそうとすると、
なんとなくその違法駐輪の自転車が泣いているように見えました。
「もっとていねいに自分を見てよー」
そんなことを考えているようで。
少し寂しそうでした。
ごめんなさい。
ただそこにいるだけなのに、いらいらしてごめんなさい。
私の自転車を出したらその自転車は放置するつもりだったけれど、
きちんと正しい駐輪場所にとめておきました。
たったそれくらいのことしかしていないけれど、
その自転車と少し仲良くなれたような気がして、うれしかった。
あおぴー