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自分が繊細だとは思っていなかった。

最近、すごくビックリなことに気づいたんです。
(HSPの話です。苦手な方はブラウザバッグしてください。)

人といると疲れるけれど別に人嫌いじゃないしひとりの時間が好きなだけだと思っていたし、怒っている雰囲気の人やあからさまに上から物を言うとか押し付け決め付けが強い人がとても苦手だけど苦手な人なんて誰にでもいるものだし、ホラー映画とか大きい音がする映画は不快だけど好みの問題だと思っていたし、みんなが気づかないちょっとしたことが気になってたまらないことはあって神経質とか言われたりしていたけれど実際はズボラだし、キッチリとしたToDo管理や目標を設定すると精神的に辛くなるけど今のわたしに向いていない方法なだけと思っていたし、急かされると普段しないようなミスを連発してむしろ遅くなるとか、朝のなんとかテレビとかで繰り返し流されるニュースを聞いていると辛くなるとか、先日も台風の夜にうるさくてよく眠れなかったと言ったら周りの人に理解出来ないと言われたりとか、暑さ寒さ湿度が高いと不調になるとかいろいろ生きづらいタイプとは思っていたけれど、なんかこういうのって…わたしは弱いから配慮してくださいって言ってるみたいで言いたくなかったんだけど…HSPの情報や書籍を読んでいて自分のこれまでの発言がピタリと合っていることが多すぎるのでもう書いてしまおうって思いました。前置き長っw

とはいえにわかには信じられなかった

わたしは人前で話をすることが好きなのですよ。自分の知っていることが誰かの役に立つのなら話したいと思っていて、PCの先生をやっていたときは自分的に天職✨って思っていました。
それから、実は出不精ではなく家の中にずっとこもっていられるタイプでもないんです。新しいところ話題のところネットで見た素敵なところには行ってみたい✨と思うし、独身時代は思い立ったら即行動に移していました。
どちらも、うちの子が各種アレルギー持ちで手がかかるタイプなので今は出来ないけれど、娘が成人したあたりでまたこういう楽しみが待っているかなーと思っているので、こういうとこ繊細さんではない。と思ったのですけど、どうもこういうタイプ(HSS型)もあるみたいで。

パーティのような華やかな集まりもとても好きなので家族からは「陰キャを装っている陽キャ」とか言われるし、初対面の人に「積極的なのか消極的なのか分からない」と言われたこともあって、そういうチグハグ感にも納得がいきました。

何気に家族が配慮してくれている

娘の幼稚園時代からわたしは保護者会などに行ったあとはリビングで数時間倒れているのが定番だったので、PTAな業務が苦手というのを夫がよく理解していて、そういうのがある日やその翌日は「夕ご飯、牛丼買ってきてあげようか?」とか、こういうときは外食のために出かけるのも大変だと言うのも分かってくれているので買ってきて片付けもしてくれて休ませてくれます。(料理を作ってくれるという選択肢は…わたしがキッチンを汚されるのが好きじゃないとか、いつも同じところに同じものがないと嫌とか、娘の好き嫌いが多いなどの理由で、わたしがむしろ疲れるというのを分かってやらないんじゃないかと…)

あと、娘がわたしのことをよく見ていて…時間がタイトで慌てているときなどは「大丈夫、焦らない、ゆっくり」って絶対声をかけてくれるんですよ。あとYouTubeとかで怒りキャラの面白い人がいても、わたしが怒りの感情をもらってしまうタイプだと気づいて見せてこないようになりました。
ホント有難い。。。

逆に……

わたしはよく生まれ育った環境が悪かったということを言うのですが、たぶん母親との相性がよくないんだと分かりました。
・すぐ泣く
・発言のほとんどが自虐やネガティブなこと
・わたしの将来を勝手に決める
とか、なんかもう思い出すと辛いんですけど、こういうかんじ。

あと、わたしはとにかく朝起きれなかったんですよ。大人になってから分かるのですがひどい貧血だったというのも起きれなかった理由のひとつです。母は朝起きるのが得意なので、起きれないことが理解出来ず、毎朝わざと大きな足音を立てて怒鳴り声で起きる時間を知らせてきました。目覚ましもビックリしてダウンしてしまうというかんじなので、なんにせよ大きな音は辛かったです。

結婚前に夫が家に来た時も、わたしの母親がすぐ泣きネガティブ発言を連発する様子を見て「悪いけど…家を出た方がいいんじゃない?」と言ってくれて、これまで出会った全員に「お母さんは弱い人なんだから大事にしてあげなさい」と言われ続けてきたわたしはとても楽になりました。

そして手帳のおかげで楽になった

わたしが自覚的に手帳を始めたキッカケはスケジュール+ToDo管理のためだったんですけど、設定したToDoが達成出来ないのがとてもしんどくて徐々にそういう使い方をやめて、最低限のスケジュール+ToDoと「こうだったらいいなー」というのを書いたりイメージマップを作ったりして確認、それを達成するための目標を決めるとかもせず、ただこうだったらいいなーを確認することで道に迷わないようにするだけというのをしていました。
そして今日何をしていたか知っている方が安心するので細かく1日のライフログを書いていたら、自分でも気づいていなかったことがたくさんあって…それを知ることで日常が少し楽になりました。
さらにこう自分が良かったことを人に教えたい!とSNSで発信するようになって参考になった!などの声をいただけることも、ワンオペ育児真っ最中のわたしには誰かの役に立てている!という感覚がとてもうれしかったことをよく覚えています。

わたしは自分でいろんなことを試してここに辿り着いたけれど、もしかしてHSP向けの手帳術があるのでは??!と検索してみたら「pure life diary」の記事が見つかりました。HSP手帳術というわけではないようですが、気になったので久々に手帳術の本を手にしてみました。

感想は「わーこれ10余年前に出会いたかった〜!」です。
「スケジュール管理が自己肯定感を下げている」とか、ホントそれ!!!って思いながら読みました。わたしは自分が心地よい方法をずっと探し続けて今に至りますが、これ…知ってれば…と思うことがたくさんでした。
わたしの書籍「ごきげんゆるノートBOOK」では「ゆる」をキーワードにしていたにも関わらず、試行錯誤中のわたしの手帳の例がたくさん載っていたばかりに「こんなにたくさんはできない」という感想を多くいただく結果になったけれど、「pure life diary」のメソッドは本当にゆるくやさしいんじゃないかなと思いました。

そしてその中で、さっそく実践してみたのはスリー・グッド・シングス。これまでこういうことをやるといいというのは知っていたけれど、わたしがいろいろ拗らせていたせいでむしろしんどくなっていたのだけれど、こちらの本を読んで「なんだ普通に書けばいいんだ」と思ったのです。
(書籍では3つ書かなくても良いとありますが、わたしは簡単に3つ以上浮かぶので書いています)

今日のよかったこと
楽しかったこと、嬉しかったこと、おもしろかったこと、勉強になったことを書きます。
今日のありがとう
言われて嬉しかったことや、人からしてもらった親切を書きます。

人生の純度が上がる手帳術より一部抜粋

脳と心のしくみをもとに、あえてできなかったことや反省点は書かず、よかったことやできたことに意識を向けるようにしています。

人生の純度が上がる手帳術より

というのにもハッとしました。できなかったことのことはすでに十分分かっているのにあえて追い打ちをかけて自分を傷つける必要はないのだなと。いいことを書くと、上手くできなかったことは一旦隅に置けて「いいことがいっぱい」という気持ちが真ん中に来るようになって気分がいいです。

それから「pure life ピン」も設定するようにしました。
過去にも「今日のテーマ」を設定していいかんじだったことがあるのですが、毎日考えるのが億劫になってやめてしまいました。
でも最近はジブン手帳DAYsのはじめのページに「今月のテーマ」と「やりたいこと」「やらないこと」を書いていて、その内容を踏まえて決めればいいと本に教えてもらったので、先の記事でも書いたのですがここのところ受験の関係でいろいろキツイのですが最小のキツさでこなせてる気がします。

これからたぶんもっと楽になると思う

HSPは繊細という「気質」だということを本を読んで知りました。

まぁ生きづらいと感じることは多々あれど、わたしはラッキーな方だと思います。SNSで発信を始めて自分の中に「なかむら真朱」というなりたい自分のイメージを作りました。なかむら真朱は以下の言葉を意識しています。

きばらずに、たのしく、
とらわれないで、
型に、はまらないでいこう。

黒柳徹子さんのお話 https://www.1101.com/kuroyanagi/2010-04-13.html

もう7年くらい…実家と娘の学校などに行く時、病院など身分証が必要なとき以外は本名で生きてないです。わたしの友だちは(実は娘も)わたしのことを「ましゅ」呼びします。なりたい自分になりきっていたことで偶然だけど生きやすい方向にいっていたのだなと思います。

でも…このご時世で外の世界とあまり触れ合わないことでいいものをキャッチする機会がぐっと減って、内に籠ってしまったためHSPの面倒な部分が目立つかんじになってきていました。

今回HSPの悪い部分にもいろいろと気づいたのですが、同時にいい部分にもたくさん気づきました。たぶん人よりたくさん笑うし(だって面白いんだもん)、ちょっとしたことでもすごく楽しくなることがあるし、美味しいものを食べた時の感動は人一倍大きいと思うし、直感でいいか悪いか判断したものは当たる、これは偶然じゃないんだと分かったことはとてもいいことです。
これからは、悪い方は調子のいい「なかむら真朱」モードを取り戻しつつ、もうこういう気質ということで上手く付き合っていきたいと思います。

…なんか人とは違うなと思うことが多かったけど、納得したわ。

ありがとうございます。 かわいいもの楽しいことはみんなでシェアして楽しく!