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クリスマスプレゼント
クリスマスの夜に
あなたの背中を抱きしめながら
何が欲しい
と、聞く
何もいらない
と、言うあなたに
君が欲しい
と、言って欲しいだけの私
体も
心も
あなたのものよ
なんて、言う私は
あなたにあげられる私はもうない
何も、ない
心も
体も
君のものだよ
と、言うあなたに
にやりと、下手くそに笑う私
なのに
まだ
欲しい
あなたが、欲しい
ください。あなたを。
あ
おいしいコーヒーを飲みたい
うとうとしないで。
目を開けて。
コーヒー入れてあげるから。
眩しそうに眉間に皺を寄せてみる。わざとらしく。
両腕を天井に向けて伸ばすと背中の骨が伸びたように感じる。
どうしたら、朝から意気揚々とすがすがしい朝だな! なんて言葉が言えるようになるのだろう。
もう少し、もう少し、せめてこの布団の温もりがなくなるまで。ここにいたい。ここにいたいよ。
誰か手を引いて。足の伸ばして。布団の中
物知りぶったりしてみたい。
政治や世界のことは難しくて分かりません。
私の部屋にはテレビがありません。
私が手に入れる情報はとても偏っていて、ニュースサイトでパンケーキの話や、ドラマのことばかりです。
もちろん今季のアニメや、可愛い文房具のことを気になりますが。
選挙の日はハガキを持って投票所に行きます。流れるように大抵決まった党の候補に投票して終わりです。
その人が選挙中、何を訴えていたのかは、よく分かりません。
無知