(詩)一羽の鳥のように

埠頭に佇む一羽の鳥のように
ぼんやりと海を見ていたい

さびしさ羽根に乗せ
飛んではゆけない
誰かの面影引きずりながら

そして疲れたら
歩いて帰ろう、宛もなく
とぼとぼ、とぼとぼ
重い翼を引きずりながら

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