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(小説)風の放送局

一日一章で連載投稿します。15章の連載になりますので、よかったらお付き合い下さい。長いので、興味有る方だけ読んで下さい。

(あらすじ)

詩作の好きな少年と少女が夏の海辺で出会う。しかし実はふたりは……。時空を越えた奇蹟の物語。

貝殻、足跡、波の音、空の青さ、木漏れ陽、プラタナスの木陰、夕映え、夕立、虹、駅のホーム、街の灯り、花火、星座、ラヴソング、風のにおい、夜明けの静けさ……。目印はいくつもある、この星の上に……。少年は詩作と海とラジオの深夜放送を聴くのが好きだった。ある夏の日の夜明け前、突如ラジオから”風の放送局”と名乗る不思議な放送が聴こえてくるようになる。と同時に海辺にひとりの少女が現れる。少女も詩作が好きでふたりは気が合うが、少女は難病だった……。時空を越えた少年と少女の、そして謎のDJとの奇蹟のめぐり会いと再生の物語。
生命とは何か、を問いかける青大井空の問題作。時空間設定がちょっと複雑。登場人物は三人のようで、実は二人だけです。(文字数74,758文字)

あらすじ

#ファンタジー #再生 #詩 #深夜放送 #海

《本文》

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