(詩)バトミントンの羽根
公園のすみに
誰かが忘れた
バトミントンの羽根
忘れられた
バトミントンの羽根
昔、貧乏な家の
母と唯一できたスポーツが
バトミントンだった
そんなことを思い出した
公園のすみに
秘密の思い出みたいに
こっそりと隠れている
バトミントンの羽根
ひっそりと
そこに隠れている
あの日のバトミントンの
ラケットも白い羽根も
どこへ置き忘れて来てしまったか
もう思い出せない
公園のすみに
誰かが忘れた
バトミントンの羽根
忘れられた
バトミントンの羽根
昔、貧乏な家の
母と唯一できたスポーツが
バトミントンだった
そんなことを思い出した
公園のすみに
秘密の思い出みたいに
こっそりと隠れている
バトミントンの羽根
ひっそりと
そこに隠れている
あの日のバトミントンの
ラケットも白い羽根も
どこへ置き忘れて来てしまったか
もう思い出せない