(詩)キャッチボール

グローブはめて
ボール握って
だけどひとりじゃ
キャッチボールは
出来ません

きみに投げた
チョコボール
恋のボール
投げ返してくれるのを
待っている間に

何処かへ
行ってしまったきみ
あのボールは
今頃何処に?

きっとぼくの心の
芝生のまん中で
今はゆっくり
風に吹かれている

ぼくがきみを
忘れるまで、ね
キャッチボールは
ひとりぼっちじゃ出来ない

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