(詩)星と灯りと人間と

電車の窓から
夜景を見ていた

通り過ぎ、遠ざかる
街の灯りを見ていた
点っては消える
灯りの明滅を見ていた

それから
電車の中を見たら
人の顔も灯りに見えた
きらきらと夜の闇に瞬く
灯りに見えたよ

夜空の星を見上げた後で
きみの顔を見たら
やっぱり星に見えるかな?

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