(詩)ひこう機雲
空にかいた
ひこう機で
まっすぐにかいた
一本のチョークの線
空がひとつの黒板なら
世界中の子どもたちが
勉強できるのに
空にかいた
ひこう機で
まっすぐにかいた
ずっと
見ていたいのに
だれが消してゆく
まだノートに
かき写していないのに
冬の空に
チョークの線一本
消えるまで
見ていたかった
なぞるように
たどるように
字がへただった
中学校の先生のこと、
想い出した
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空にかいた
ひこう機で
まっすぐにかいた
一本のチョークの線
空がひとつの黒板なら
世界中の子どもたちが
勉強できるのに
空にかいた
ひこう機で
まっすぐにかいた
ずっと
見ていたいのに
だれが消してゆく
まだノートに
かき写していないのに
冬の空に
チョークの線一本
消えるまで
見ていたかった
なぞるように
たどるように
字がへただった
中学校の先生のこと、
想い出した
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