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いとしかった人の面影にも 雪が降り積もればいいのに 純白のけがれない雪が しずかにしんしんと 幾夜もかけて いくえにもいくえにも 降りしきる雪の中で それを思いつづけている わたしさえ 気付かぬうちに まるでこわれた映写機のように それをただいたずらに いつまでも映し出す わたしの心の大地へと 思い出もいとしさも 記憶も感触もぬくもりも ふるえもこどうもといきも 交し合った さようならのことばも I love youの言葉さえも しんしんと降りしきる 雪の日々の中で