寄席文字のわたし
「寄席文字」をご存知でしょうか?独特の太く力強い筆致で書かれた字のことです。寄席の看板や高座の「めくり」(出演者名の書かれた札が綴られたもの)で使用されます。実物は見たことがなくても、「笑点」のオープニングなどでお馴染みではないでしょうか。
隙間が最小限になるよう書かれているのは、「大入り満員になるように」という願いが込められているからだそうです。商売繁盛のゲン担ぎもあるのでしょう。とにかく、縁起が良い書体です。
アマチュアで落語をされる方々にもこの「寄席文字」を書くのが得意な人がいることは知っていたのですが、仲良くしていただいている立の家権八さんがとてもお上手で、なんと、私のペンネームを書いてくださいました!
もう、ほんと、感激ですね。
先日の入船亭扇辰師匠をお迎えしての国分寺寄席、大看板やめくりの文字は全て権八さんが書かれたそうです。
落款もカッコいい!
権八さんありがとうございました。高座へ上がることは無い自分ですが、こうして寄席文字で書かれた自分の名を見ていると、落語の世界にほんの少しでも関われているんだなあという実感が湧いてきて嬉しいですね。
サンポート新鮮らくご会の皆さんは本当に温かい。もうすぐご挨拶してから一年です。社会人落語日本一選手権の会場で想呂家笑志さんにお声がけして良かった。何事も、勇気を持って行動することが第一ですね。
いろいろ良くしていただくばかりで、まだ何も貢献が出来ていませんが、行った落語会のレビューはしっかり書いて、新規のお客様を呼び込むことに少しでも役立ちたいと思っております。