茶道もAIも総合格闘技
最近、AIが中小企業のDXに大きく貢献する時代が来ると確信し、IT業界で30年培った業務システム改善の知見を活かして、日々試行錯誤を重ねながら、ビジネスに役立つAIツールの使用感や活用アイデアを発信しています。
ただ、企業のIT活用は決して単純ではなく、多角的なアプローチが必要とされるものです。
昨年、ご縁をいただいて20年ぶりにお茶の稽古を再開しました。(若い時、10年程習っていたのですが、先生が高齢のため亡くなって辞めていました。)
改めて思ったのは、茶道は、様々な要素を組み合わせてお客様をもてなす“総合格闘技”のようだな、ということ。お茶やお花、お菓子にとどまらず、書道や陶器、テーマや季節感も盛り込む必要があります。
大変複雑で、1つ1つを習得するのも努力が必要ですが、最終的にはお客様(顧客)に最高の価値を提供するという最終目的に帰結する点が、中小企業のDXの実現にも似ています。
中小企業のDXにAIの活用する時もまた、複数のスキルやツールを吟味して、組み合わせること、そしてあれこれ試して使いながらも、最後の目的を忘れないことで、大きな効果を発揮すると考えています。(AIは道具でしかありません)
今後は、こうした取り組みに共感いただける仲間とライブイベントなどを通じて交流し、AIの可能性を共に探りながら、中小企業をともに盛り上げていけたらいいなと思います。
追伸・・先日「bolt.new」というAIアプリ開発ツールを活用して、青海苔ちゃんの握手会用参加登録システムを作成しました。Googleスプレッドシートとも連携し、少し業務アプリに近い仕組みで構築できました。