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egoではなくideaと繋がる=Source役になる ソース原理
フッと湧き上がってくるインスピレーション
それがideaであれば良いのですが、多くの場合egoを汲み上げています。
自分の好奇心に突き動かされて行動している状況下において、それがegoを拾い上げたのか?ideaを拾い上げたのか?の判断はとてもムズカシイです。
ego・idea判定基準をいくつか挙げてみたいと思います。
①.whyから行動が始まっている
②.とてもスムーズに物事が流れている
③.奇妙な出会い・偶然が多発している
詳細を述べましょう
①.whyから行動が始まっている
ミュージシャンであっても、小説家であっても、ビジネスの創業者であっても、深いwhyを持ち続けている人のところにideaは降ってきます。
正確に言うと、ideaは全員に降り注いでいるが深いwhyを持ち続けている人がそのideaに気付く事ができる。という表現になります。
例えば、有名になりたい・売れたい・金持ちになりたい。というような湧き上がる衝動はegoです。そうではなく、歌を歌う理由・小説を書く理由・ビジネスを起業する理由を深堀りするのです。
あなたが歌を歌わなくなったら
あなたが小説を書かなかったら
あなたが起業しなかったら
世界は何を失ってしまうのでしょうか?
その世界に届けたいwhyこそ重要です。
数時間考えただけでは見つからないでしょう。来たるべきその日に向けて、地道な鍛錬も必要でしょう。基礎技術の向上なくして表現力は発揮できません。
あなたの好奇心が最大に発揮されるように、好きな事をやって生きていく事をオススメします。例え、日中は事務の仕事をしていても小説家にはなれるのです。
むしろ、無職で小説を書き続けて賞レースに応募し続けるほうがwhyが濁るとも思います。
②.とてもスムーズに物事が流れている
逆のパターンが非常に分かりやすいのですが、egoにドライブされて動いているときは、細かなミスや揉め事・コミュニケーションエラーが多発します。運命が…元の場所に戻そうとする力(フラート)が働くので、注意を惹く出来事が多発するのです。
私自身、最近リアルに経験しました。
今思えば焦っていたのでしょう。ある人に共同研究をお願いしたのですが、どうもコミュニケーションエラーが多発してしまう。私はその人に対して疑心暗鬼になっていくし、そもそものwhyからもズレまくっている。
同僚からの「そもそもこれってさぁ〜」の指摘で気づきました。
egoを汲み上げていたのは自分自身だった……と。
言語化すると、egoというよりは焦りだったと言えるかもしれません。しかし、焦りはどこから来るのか内観してみましょう。
焦りとは、現状に対する不満・不足から来ます。では、その現状を引き起こしているのは誰でしょう?そう、自分の鍛錬不足です。結局、自分自身の準備不足を棚に上げて、一発逆転で物事を好転させたいというegoにほかならないのです。
私は同僚に謝罪しました。egoにドライブされて丁寧さを失って申し訳ありませんでした。と。
③.奇妙な出会い・偶然が多発している
②の反対で、egoを汲み上げていない場合には偶然にしては出来すぎている事が多発します。1日に何度も偶然が起こるのです。
湧き水でも探そうかな〜と思っていたら、初対面の人に水を汲みに行かないか?と誘われたり、友人が家を買いたいというから物件を見に一緒に行ったら、自分にとっての理想の物件に出会ってしまったり。(これも最近の実体験です)
偶然にしては出来すぎている、神秘的な出来事が数々起こります。
ビジネスにおいても同様です。
こんな人と一緒に仕事したいな〜という人と出会ったり、好奇心の積み重ねが本の出版に繋がったり、自分たちより社会的影響力を持つ先輩に支援してもらえたり。
きっと、そのようにキラキラ輝いている人を応援したくなるのでしょう。
人間とは、不思議な力を持っていると思います。
ego・idea判定基準でした。
冷静に第三者視点で見れば分かりやすいのですが、渦中にいる当人はなかなか見えないものです。周りの人からのフィードバックで気付くしかないでしょう。
周りの人と丁寧に接する事ができるようになるには、自分自身と丁寧に接する事がなにより大事です。
自分に丁寧に生きる。
お祈り申し上げます。