見出し画像

どうすれば自己表現するように生きることができるのか?

より良く生きたい。
日々の生活を充実させたい。というのは万人の願いだと言えます。

世の中では、Purpose経営などと言う表現が目立つようになってきました。このPurposeという言葉は慎重に取り扱ったほうが良いと考えています。簡単に言うと、安易に飛びつくのはよせ!と言いたい。

Purpose経営のインストールの仕方

みたいなモノがあったとしたら、それはその講師がPuroposeの何かを全くもって勘違いしています。


話を分かりやすくするために、ギターを弾こうとする例で例えましょう。

ギターを弾いてみたいと思った少年は、お年玉でギターを買いました。初心者セットで装備も揃いました。
まずは大好きなアーティストの曲をコピーしてみます。
簡単なフレーズのはずなのに、右手と左手が思ったように動きません。全然弾けない……。

ここで挫折してしまう人がとっても多い。
この壁を乗り越える為には、とにかく練習するしかありません。やり方やフォームが合っているか?気になるかもしれませんが、とにかく練習するしかありません。

しかし、世の中には魔法のような誘惑も多いのです。

・たった5分で劇的に上達!
・ギター初心者チェックリスト
・実はドラムのほうが向いているかも!

このような誘惑?がチラチラとよぎります。

しかし、好きな曲を弾きたい!という情熱が上回れば、寄り道しても目的地にたどり着くでしょう。初めてフレーズが弾けた時の快感は言葉にしようがありません。
やがて、1曲通して弾けるようになり、微妙なニュアンスの違いを出せるようになり、自分の曲も描けるようになるのです。


自己表現できるようにするためには、自己鍛錬が必要なのです。
その壁を超えてほしいのです。
コツコツ練習してほしいのです。

それを支えるのは情熱です。湧き上がるような、抑えられない衝動。
地味な練習が自己表現を下支えしているのです。


Purposeをつかまえたいならば、自分の曲を描きたいと思うならば、自己表現したいと思うならば、まずは自分自身の引き出しを増やしてください。

さもなければ、自分のPurpose を捕まえたつもりがEgoに捕らえられている。なんて事になります。

自己探求への入り口は、自己鍛錬であると言えます。

発達とは、一足飛びに目的地に到達する事ではなく、内包しながら拡大していくものです。


ギターの練習がコツコツと地味なものであるように、自己鍛錬とは地味なものだったり、自分の不甲斐なさに直面するものです。しかし、そこから逃げないでほしい。
残念な瞬間も、至らない瞬間も、自己否定感すらも愛しい自分自身なのだから。

いいなと思ったら応援しよう!