飲み会はチート 2024/06/19の日記
ここ1週間ほど、残業して進めていた仕事が一旦片付いた。
上司が記念の打ち上げに行かないかと誘ってくれ、さっきまで飲んでいた。今はその帰り道。会社のお金で飲めるってことだったので、思う存分飲ませてもらった。ありがたい。
学生時代、こうした付き合いとしての飲み会には否定的だった。社会人なら仕事で成果を出せば、なれ合う必要はない、そもそも飲み会は苦手なので、わざわざ同じ会社の人と飲むなんて拷問だ、そう考えていた。
そんなことを考えていたのも今は昔。今では、飲み会に誘われたら極力参加するようにしている。今でも飲みの場で周りを盛り上げるのは苦手。でも、行けるんだったら飲み会には参加したほうがいいと思うようになった。
どんな仕事も、結局は人と人との付き合いだ。なら、同じ仕事をする同僚とは極力良好な関係を持ったほうが良い。それが良い仕事に繋がる。ゲームプログラマーとして働く私の場合、同僚との良好な関係が、良いゲームを作ることに繋がる。
飲み会は良い人間関係を築く手っ取り早い手段だ。単純接触効果はバカに出来ない。
当然飲み会(飲みニケーション)をしなくても、良い関係を築くことはできる。しかし、飲み会に参加して、それなりに愛想よくしていればそれだけで良い関係を作れる。こんな楽なことはない。 ゲーム的な言葉で言うなら、チートだ。好感度を簡単に上げることができるチートが飲み会。
ま、たまに飲みすぎて粗相を犯し、嫌われることもあるんだけどネ。私は一度お酒で失敗した事がある。それ以来飲む量は自制するようになった。失敗した時大きなダメージを負う性格も、使用がバレたらゲームからBAN(追放)されるチートみたいだ。
飲み会が大好きな人を小馬鹿にしていた昔と比べて、最近は世の中をまっすぐ見られるようになってきたな。そんな事を思った飲み会帰り。こうやって少しずつ、子供の頃なりたくないと思っていた、普通の大人になっていくのかねぇ。
その他、今日おもったこと。
隣のテーブルで飲んでいた女性の方が、コテコテの関西弁で驚いた。都内でここまで強烈な方言を聞くのは珍しい。
「方言が気になる」って話から派生して、飲み会は出身地の話題に。困ったら出身地トーク。ラジオ「楠木ともりのこと。」でパーソナリティーの楠木ともりさんが、「出身地トークは鉄板だって言うけど、東京出身の私はどうすればいいの!?」って言ってたの思い出す。
東京に来て、出身市町村が同じ人に会ったことはない。一度くらい会ってみたいな。
東京都知事選の投票権が届いていた。都民になってから初めての選挙。これまでは「都民はハズレだらけのババ抜きさせられて気の毒に」と思っていたが、我がことになるとこんな憂鬱だとは。どうしたものかねぇ。
昨日の日記