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ブリック出版様に小説を取り次ぎをしていただいて配信した現在までのメモ


はじめに

 本日(2023/08/11)、ブリック出版様より4作品ほど、電子書籍を取り次ぎして頂き、配信して頂きました。これは、そこに至るまでのメモです。

ブリック出版
Twitter:https://twitter.com/blic_publishing
サイトURL:https://blic-publishing.com/

きっかけ

 これは、宵先生(@yoi_missing)のツイートとnoteを拝見したのがきっかけでした。BookLive!様が取次をはじめたというのに興味もありました。

取次ってなに?

 これは、企業の版元にお願いするのでなく、自分で原稿とイラストデータを用意し(絵師様やデザイナー様に自分でお願いしたり、Epubを自作したりといった、『書く部分以外』も自分で行い)、様々な配信先にデータを『取り次いで配信手続きをしてもらう』という感じのようでした。

 類似だと、電○ハト様とか、漫画ならナンバーナ○ン様みたいな、セルフ出版(一次創作/一次同人)を、より多くの配信先に取り次いでくださるサービスです。それを、BL小説でもやってくださるところです(._.)φ

登録までの流れ

概要

・アカウント登録
・規約に同意
・作品登録
・本人確認書類など提出
・提出物をご確認頂く
・配信準備をして頂く
・配信予定日確定
・配信開始

料金

・無料
※ネット代は別です。
※本人書類で人によっては取得料いるかもです。

猫宮の場合

 これがですね、私本当にぐだぐだで勢いでした。

 最初に、「なんかおもしろそうだし、詳細を見てみよう」と思って、そのためには「アカウント登録が必要なのかな?」と考えて、登録しました。すると、「作品情報を登録して下さい」と表示されて、「え???? やり方を見に来ただけなんだけどな!?」と思いつつ、ものは試しだと思って、わかりやすいフォームだったので、そのまま登録していって見ました。多分コレは、過去に電子書籍どこかで出したことがあったり、Kindle出してると、直感で分かる方、さらに増えると思います。それらやったことなくても分かると思われます。

 それで、登録していったら、ファイルを登録する部分にさしかかり、停止。「え???? 拡張子にEpubないけど???(mobiも勿論ないです)」となり、二度見したところ「複数ファイルはZipで」というのと、「表紙やその他でデータを分ける場合は~」という記述を発見。ちょっと悩み、かつ、Twitterでも表紙とEpubがあれば大丈夫と見かけたなと思い出して、「表紙イラスト」と「Epub」を「Zip(圧縮ファイル)」にして、提出してみました。この時に、「まぁイラストのサイズが間違ってたら、指摘してもらえるだろ!」というめちゃめちゃポジティブな感じで臨みまして(というのは、実はコレが知りたくて見に来たのです。私複数人の方に、バラバラのサイズで登録できたと伺っていて、自分で直で聞いてみようと思いまして)、そうしたら無事に登録が出来ました。

 そうしましたら、「本人確認」がありました。「え??????」と、私は車の免許を持っていない上に、最近色々言われてますがマイナンバーカードでネットでは本人確認が多かったので、免許可・マイナンバーカード不可で一回詰んだかと思い、その他の証明書をじっくり見て「あ、戸籍謄本はあるよ、私も!!!」となり、役所へ行きました笑笑

 で、無事に済みまして、登録しました。その後、データのミスについてのやりとりなどがあり、これは、私はPCのKindleビュアーとスマホ縦でしかチェックしてなかったら、まさかの横でずれてました。1P目に表紙イラスト必須とのことで、その部分でズレて別ページになっているとダメでした。

 そのデータ確認をしていただいた後、配信準備中になり、配信して頂けました。ちなみにKindleで私は配信済みだったのですが、その場合は「Kindleでも出し直す」「Kindleはそのまま自分管理」が選べるそうです。
 と、こんな流れで、本日配信して頂けました。

用意するもの

本人確認書類(初登録時)

マイナンバーカードは不可です。

表紙イラスト

これは自分でイラストレーター様やロゴデザイナー様にお願いして用意します。私はKindleで使っていたKindle最適化サイズ(1600×2560px縦・350dpi)をそのままでOKでした。ただ、電書○ト様で聞いた時は、電子書籍配信先のシー○アとかへの最適化のサイズ(縦長の72dpi)というお返事を頂いたこともあります。なので取次様によって色々なのだと思います。

小説ファイル(Epub)

こちらは、
①1P目に表紙イラストのデータ
②私は目次や著者名などを次のページ
③小説本文
としました。

(挿絵やあとがきもOK)

なお、一作品、挿絵やあとがき大量にいれたのですが、それでもOKでした。
※登録時に「本文モノクロ」「本文カラー」を選べますが、私は「本文モノクロ」で「表紙&挿絵カラー」で申請通りました。

配信先

 他の電子書籍と大体一緒ですが、honto様とRenta様が私が伺った時は無かったです。多分人にもよるのかと思います。経営元のBookLive!様のほかには、BookWorker様やシーモア様などで配信して頂けるようです。

レーベル名

 こちらは、「BLIC-Novels」になるそうです。その際、登録時に入力する個人レーベル名は、著者名のところに入るそうです。Kindleなどの個人レーベルの名前の話です。Kindle出し直しの場合は、レーベル名が「BLIC-Novels」で統一とのことです。

Kindleについて

Kindleを自分で継続

 こちら、コレが可能だそうで、その場合はKindleの収益管理はそのまま自分になるそうです。Kindle以外にご配信頂けるそうです。

Kindleでも出し直して頂く(その際のアンリミについて)

 この場合、新しくISBNを取得するため、改めて新着ランキングに載ります。その場合は、収益管理が、ブリック出版様になります。その場合は、「最初はアンリミ無し」からの「少し経過してから規定のタイミングでアンリミ対応とする」とのお返事を頂きました。なので、出し直して頂いても、最初はアンリミに対応していませんが、後日対応するようにsite下さるそうです。

レビューの引き継ぎについて

 これは他社様もそうですがISBNをお伝えすると引き継いで頂けます。多少時間がかかるとのご回答でした。逆に引き継がないことも可能です。

お問い合わせなどに関して

 これがものすごくご迅速にご対応頂けました。勢いで登録した上述の通り、さっぱりわかっていなかったので、連日何度もお問い合わせしたのですが、わかりやすく教えて頂けました。サイトにメッセージ機能があり、それを経由しておりました。

投稿サイトの掲載に関して

 ブリック出版経由での配信に関しては、投稿サイトの掲載作品はそのまま掲載していて構わないとのお返事でした。他社版元でも、同一の回答をいただいたことがあります(Kindleのアンリミでも)。

猫宮の配信物

現在四作品、今後分冊で数作品を予定しております。ちなみに、分冊と一冊のメリットなども伺いましたが、分冊の方が手が伸びやすいというご回答を頂きました。分冊しない完結作の時は、【タイトル(1)】と記入するところは数字不要で、分冊の時に入れるそうでした。

※配信先が増えるに際して、絵師様・デザイナー様に私は許可を頂きました(._.)φ
※今後の予定作品は、「本当にあった怖い話。」と「クラウンズ・ゲート」でどちらも分冊、クラウンズ・ゲートは完全に新装版といいますか内容も手を入れての誤字脱字修正版になります。

おわりに

 以上が私の場合でした。本当に人それぞれ場合により違うとは思いますが、ご参考にして頂けましたら幸いです。個人的にこの前ちょっと話していた際には、たとえばKindleで昔に配信して最近KDPが少ないお話などは、こうして再度配信することで、改めて読んで頂きやすくなるなどのメリットがあるなぁと思いました。デメリットは特にないと思います。今のところ私は特に、デメリットは感じでないです。こういうサービスは今後もっと増えていくのかと思いますが、自分個人で様々な選択肢を選べるというのはとても魅力的だなぁと感じました。ご参考までにです!


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