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掌編小説

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原稿用紙1枚分くらいの物語
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#私小説

散歩

その男は散歩をするときには、必ず電車に乗って降りたことのない駅で降りるのが日課だった。 …

アオミネ
7日前
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帰り路

今日という一日がもう終わろうとしている。 こんなに楽しかったのに、いや楽しかったからとい…

アオミネ
11か月前
3

ガタンゴトン

ポカポカとした陽気の昼下がり。 電車の駆動音だけが響く車内で、小気味よい振動が入眠を誘う…

アオミネ
11か月前
3

この世界と繋ぎ留めてくれる鎖が欲しかった。 気を抜くと体ごと持っていかれそうな瞬間が不意…

アオミネ
1年前
3