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初めてのeLTAXを1人でやってみた

今回も備忘録シリーズ、初めてのeLTAXです。勝手も分からず手探りで行いましたので、こちらの記録です。


全体の流れ


前回、決算からe-TAXを解説しました。今回は3から5番のeLTAXの詳細解説です。

  1. 決算の確定

  2. e-TAXでの確定申告

  3. eLTAXでの県民税の確定申告

  4. eLTAXでの市民税の確定申告

  5. eLTAXでの県民税・市民税の納税申告

eLTAXの詳細は以下のHPから確認して下さい。
https://www.eltax.lta.go.jp

全体については前回の記事を参考にして下さい。

eLTAXで確定申告の流れ


e-TAXとは別にeLTAXでの申告が必要というのは前回説明した通りです。
まずは事前準備が必要です。流れは以下の通りです。

  1. 利用者IDの取得(PCdeskのWeb版で申請)

  2. PCdesk(DL版)のインストール

  3. 電子申告

  4. 電子納付

確定申告の場合はダウンロード版が必須です。HPに従ってインストールします。

https://www.eltax.lta.go.jp/eltax/gaiyou/flow/

また電子証明も必要になりますので準備をして下さい。法務局の電子証明なども使えますが、私はマイナンバーカードで行いました。期間と費用対効果を考えるとマイナンバーが一番いいのかなと思っていますが、種類が多く比較できていませんので、気になる方は調べてみて下さい。またマイナンバーカードの場合はリーダーが必要です。

申告データの作成方法1(法人情報)


準備ができたら県民税の申告書を作成します。画面での入力は以下の通りです。

申告メニュー(申告データの作成をクリック)
利用者情報確認
申告区分選択(確定申告をチェック)
作成方法を選択(e-TAXからデータ送り込めたようですが手で入力しました汗)
法人情報(口座、資本金など)を入力
申告様式を選択
提出先の税務署を選択

申告データの作成方法2(本表)


法人情報に続き、本表を入力していきます。色々枠がありますが赤字だと極めてシンプルです。

税率、課税標準をそれぞれ入力(赤字決算ならゼロ)
均等割額を入力(ここは赤字でも必要です)
入力内容を確認
「保存」→「チェック」で間違いがないか確認し「保存」を押す

赤字であれば均等割のみの税額になります。各都道府県の税額を確認して申告して下さい。ちなみに物流DAOは均等割の21,000円/年です。多くのスタートアップがこれではないでしょうか?

署名・送信・納付


申告書を選択し、マイナンバーカードを認証させて署名します。画面を撮り忘れました・・・簡単ですので画面の指示に従って下さい。

証明書を表示(画面はマイナンバーを使っています)

署名が完了したら送信します。

申告データ一覧から対象を選択し「送信」を押す
送信が完了して結果が正常であれば問題なし

送信が無事完了したら、納付を行います。

納付一覧から対象を選択し「次へ」を押す
納付確認をして納付
納付方法の選択
ペイジーで支払い
支払い完了

これで無事、県民税の申告と納付が終わりました。

市民税


申告方法は全く同じです。赤字のスタートアップは均等割の50,000円/年程度が税額です。
細かい内容は省略します。画面はこちらを参照ください。

まとめ


今回失敗したのはeLTAXの申告時間が限られていることを知らなかった点です。

申告書の送信可能時間は平日の08:00ー24:00までです。
本業+副業(今回の申告対象)+子育て(x3人)がある私は子どもを寝かせつけてから自分の副業を行います。そのため少し手間取るとすぐ24時を過ぎてしまい、時間オーバーになります。土日祝も対応していないため、かなり辛かったです。

さらに納税については23:45までです。何とか24時までに間に合う!と思っていたら23:48で納税NGでした。これも注意が必要です。

納付方法の選択

とは言えオンラインで家から全て行えるのは便利でした。税務署や市役所に行くのは時間が掛かりますし副業だと移動する時間が取れません。

電子申告がやはりオススメです。

以上
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