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日本とアメリカとドイツと選挙と

Guten Morgen!

今日はまだ木曜日。
今週は4日しか働かないはずなのに、5日間働くより長く感じるのはなんでだろう。
もう気分は金曜日だけど、明日も仕事があることを覚悟して今日も頑張ろう。



昨日?一昨日?は、アメリカの大統領選挙だった。
日本時間に合わせるとややこしい。
さらに、結果が出るのがアメリカ時間でも真夜中だと思われるので、さらにややこしい。
アメリカの大統領選挙といえば、前回の2020年、その前の2016年のどちらもドイツで迎えた。
迎えたと言っても、日本人の私からすると、ただ傍観者として見守るだけなのだけど、でも、住んでいる国が違うだけで、投票権もないのに、見守る気持ちもなんだか違ったように感じた。

2016年11月。
ドイツ語学留学前半の後半に入ったところ。
ドイツの11月というと、ただただ暗くてつまらない。
クリスマス前の盛り上がりが始まるまでは、寒くて暗いだけの嫌な時期を過ごす。
そんな時に行われたアメリカの大統領選挙。
語学学校にはアメリカ人の学生はいなかったし、遠い国でとんでもないことが起こったという事実は変わらなかったけれど、日本にいたらあれやこれやとテレビで報道しているのを見たと思うから、それが見なかった分、さらに遠い国の話のように感じた。
そういえば、その後1月から通った学校にはアメリカ人のクラスメイトがいたけれど、だからといってその話をするなんてこともなかったかな。アメリカ人の大学生、ドイツ語が上手だった。

2020年11月。
正直この年はアメリカの大統領選挙どころではなかった。
それでも行われる大統領選挙。
そして私の立ち位置は、期間限定の語学留学中日本人ではなく、同じく期間限定ではあるけれど、ドイツ人配偶者を持つ日本人妻。ただの留学生よりはドイツに寄った立場だったと思う。
日本にいると、”欧米”とまとめて捉えられることが多いけれど、実際にヨーロッパで暮らしていると、アメリカとヨーロッパは全然違うということも理解し始めていた。
でも何よりも、この年はそれどころじゃなかったな、というのが一番の感想。

そして、2024年11月。
2012年以来の、日本で迎えた大統領選挙。
先月の衆議院選挙の時もそうだったけれど、結構テレビで特集だったりがされていて、やっぱり日本だなぁなんて思ったり。
あと、身近でアメリカ人のリアルな反応を見るという経験も初めてだったので、これもある意味新鮮だった。でも、新鮮だなんて気持ちで見られるような雰囲気ではなかったけれど。
また、この4年ですっかりヨーロッパのほうが身近になったため、アメリカがとても遠く感じられた。実際遠いけれど、それでも日本はアメリカ寄りなところがあるので。
以前は、ヨーロッパに憧れてはいたけれど、私にはあまりに遠い(心の距離が)なんて思っていたのに、分からないものだなぁ。


なんて思っていたら、ドイツもドイツで大変そう。

うん、とりあえず今日も頑張ろう。

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