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最近、聴いてる曲 (2023/02)

 ここ3ヶ月くらいで、個人的によく聴くようになった曲を紹介していきます。



anemone / Chouchou

 リマスターされていたり、ピアノとボーカルのみの「Dear anemone,」があったりと、いくつかのバージョンが楽しめる曲。Chouchou は「Innocence」という曲が個人的に大好きで今でもずっと聴いていますが、こちらの曲は何故かずっと見逃していました……(見つけられて良かった!)。全体的に物悲しく、それでいて優しい雰囲気を纏っているのは「Innocence」と共通している部分でもあるのかなと思います。「イメージは……」で始まるCメロ (MVだと 3:31~ あたり) の展開が綺麗で神々しくて、ちょっとゾワッとしてしまう……。うまく言葉に出来ないけど、安心感を超えるような温かい何かを感じる曲という印象です。


トリニティダイブ / ・・・・・・・・・

 ドッツもいろいろ聴いたはずだったけど、この曲も何故か見逃してたかもしれません……。イントロから8分音符が刻まれて、シンプルというか、あっさりした曲だと思っていたら、サビの途中でふっと弛む瞬間 (1番の歌詞だと「リフレイン」の5音の部分) があって、そこで曲の印象がちょっと変わったことが面白い体験でした。「この1小節が」とか「この1音が」とか、どこかの箇所に面白さが集中していて、それが曲全体の魅力を上げている曲ってたまに出会うと嬉しくなります。


Radio Days / For Tracy Hyde

 メロディーがいい! サビのコードの切り替わりが鮮やかで心地いいです。歌詞も「損はしない、けれど得もしないような」や「ありきたりな特別」など、グラデーションのかかった言葉が多くていいなと思います。1月に解散の発表があり、活動10年目を迎えているバンドであることも知りました。新しいアルバム『Hotel Insomia』も良くて、特に「Lungs」「Undulate」がお気に入りです。


CHRISTMAS AFTERNOON / 諭吉佳作/men

 厳かな……と言ったらいいんだろうか、ゆったりとした重々しいストリングスのイントロから始まる曲。曲を聴く前からそうなるのだろうと予想していたことだけど、世の中に通念としてあるクリスマスソングのイメージとは違うものですね。個人的なことを言うと、「あなただけじゃないよ」と簡単に言われてしまうことに抵抗があるのですが、この曲の歌詞は、そこに行き着くまでにわざわざ回り道をしている感じが嬉しかったし好印象です。同じ EP に収録されている「BAD EVE」も最近よく聴いています。


月の丘 / 青葉市子

 クラシックギターのとても優しい音色。歌声も相まって身を委ねたくなるような曲です。特に寝る前に聴きたい曲かも。1:50~ あたりから曲調に少し変化があって、さらに1音1音がゆったりと丁寧に置かれて行く感じ。この曲を聴いている時は、雑念を忘れて心が整っていく感じがします。



 今年の大河ドラマのOPテーマ曲、すごい。ピアノもいいし、転調も綺麗だし……、特に最後のアレ……、何アレ、スゴイ……。毎年、曲がどうなるか楽しみなのだけど、今年の曲は近年で一番好きかも。