青ブラ文学部 | ぼさぼさの頭と
今日、世界は橙色でまあるく見える。
11年前、こじんまりとしていたわたしの世界を、がらっと変えた出来事が起こった日。
記念すべき今日。おめでとう。
数日ぶりに晴れて、風が強い。
道を行くと色んなものが飛ばされている。
猫よけのペットボトルが散乱して、赤いコーンが道を塞ぐ。
木の下にオレンジ色の実が落ちて転がる。
自転車を漕いでいるわたしは髪の毛が逆だって、普段見せないおでこが丸見えになった。
雑に描いた眉毛のことを思って、恥ずかしい。だけど笑っている。
風は気持ちいい。
言葉にならない想いが溢れそうなときは小説を書きたいな、と思う。
ことばにしたくないものを、ことばをつかって物語にするのは、一言で言い切る必要がないと感じるから。
抽象的でも、伝わりづらくても
「言語化」ではない言語化をする。
今朝、ふと「育ちが悪い」ってどういうことだろうと思った。
育ちが悪い?
どういうこと?
誰の主観で?
いい加減な言葉。なんだか腹が立つ。
こういう気持ちの色とか感触をことばで描きたい。
一言で描けないからくどくどと物語にする。
そんな繰り返し。
髪はぼさぼさ。病院に着いた。
企画に参加させていただきます。
見事にまとまりませんでした。
今日もことばは見つかっていません。それがいいです💞
山根さん、よろしくお願いします°・*:.。.☆