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#0  「諦めかけている人に読んでほしい」 強迫性障害を自分で終わらせた話

今日、クライアントさんにエムレスのセッションをするまですっかり忘れていました。以前、自分が強迫性障害(確認行為)のようなもので困っていたことを。

(エムレスについてはまた別の記事で後述します)

新規のクライアントさんとのセッションの初めに「今日はどんな感情を解決したいですか?何にお困りですか?」と聞いたところ、

「出かける前に何回も電気とかコンセントとか確認してしまって、出かけるのに時間がかかって困っているので、それをなんとかしたいです。」とのこと。

「それって、昔の私です!多少セッション回数はかかるかもしれませんがやってみましょう」ということでセッションがスタートしました。

先に書いておくけれど、今の私は確認行為とはほぼ無縁の生活を送れています。

(100%無くなった訳ではないことは正直に書いておきます。でも90%くらい無くなったかな。)

変わったなと思うことは、

・人が侵入できないほどの大きさの小窓の鍵は基本的に閉めなくなった。
・窓、玄関の鍵閉めは1回確認すればOK。
・エアコンや電気を消し忘れて外出することが出てきた。帰宅してそれに気づいても笑って許せるようになった。
・万が一、鍵の閉め忘れや電気つけっぱなしがあったとしても、命には関わらないから大丈夫だと思えるようになった。

結果、物理的な時間と精神的な自由(自分への優しさ)を手に入れました。

今日のセッション終了時に、「もう治らないんじゃないかと諦めていたから、こうして治った人と実際に話せるのは希望です。」と。

その後どうなるかはまだ様子見のものの、ご本人はずいぶん気分がすっきりしたご様子でした。

ここで伝えたいのは、私がどんなに辛い思いをしたかでも、強迫性障害と騙し騙し共生して付き合って生きていきましょうとかそういう話ではありません。

(昔腰痛を患っていた時に、先輩に「痛みに付き合って一生生きていくしかないんだよ。」と言われて内心めちゃくちゃムッっとしたことがある。

私はこんな痛みと一生付き合っていくのはごめんだよ。あなたたちに勝手に決められる筋合いはない。と)

もうやめたいと本気で思っているのであれば、今はたまたま知らないだけで、何らかの形できっと解決する方法はあるということです。

私にとってはそれがエムレスだったので、どうやってラクになったのかお伝え出来たらと思います。

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