![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116014296/rectangle_large_type_2_32c453d554df4e01fbd7b122f8b50e02.png?width=1200)
アオラのクラフトビールのこと
今回はビールのことです。
今日現在、10種類のビールがメニューに載っています。一つはキリンのハートランドで、これは「とりあえずビールください」って注文のため。他は全てクラフトビールです。
生ビールは扱っておらず全て缶または瓶です。生ビールと缶、瓶ビールの違いについても書きたのですが、それはまた今度にします。
クラフトビール。流行ってはいるけれど、これが自然派ワインと同様に定義のが曖昧なビールです。
クラフトビールはアメリカが発祥で「クラフト」は英語の「Craft」。手作業で作ること、工芸などの意味があります。
アメリカのブリュワーズアソシエーションというクラフトビールの業界団体やヨーロッパではイギリスの大手(クラフトビールでは)のブリュードッグは、「小規模生産」、「大手資本から独立している」、「革新性がある」「地域コミュニティにつながっている」などを定義としているようです。
ただクラフトビールがポピュラーになるにつれ生産量の増大(日本とアメリカでは消費量が桁違いということも)や、大手資本による小規模生産者の株式買収など、様々な変化はあるようです。
要するに自主自立をし、革新的なビールをカッコよく作り出す!みたいなノリのビールかなと僕は考えいます。
アオラでは主に2つのブリュワリーのビールを扱っています。
まずは杉並区、久我山にあるマウンテンリバーブリュワリー。
地元の杉並区内でも質の高いビールが作られているって素晴らしいことだと思うんですよね。9世紀にイギリスのエールハウス(現在のパブの祖先みたいなもの)で自家醸造のエールを売っていたように、小規模の生産量であれば都内でも醸造できることはクラフトビールの魅力のひとつかと思います。
もう一つは奥多摩のバテレです。バテレは日本国だけでなく海外でも評価の高いブリュワリーで、シンプルで美しいデザインのラベルに美意識の高さを感じます。
毎週、何かしら違ったスタイルのビールをリリースしており味のバリエーションがとても豊富です。
コンビニやスーパーマーケットでもいることの増えたクラフトビールですが、大規模に販売されるビールは、どうしてもなるべく多くの人が楽しめるように最大公約数的な味わいに仕上げられていると感じています。気軽にラガー以外のスタイルのビールを楽しめることは良いことだとは思うのですが、クラフトビールの魅力である革新性のある個性豊かなビールに出会うことはできないでしょう。
アオラで扱うビールにはライトなものからリッチでガツんとくるものなど色々揃えています。
ぜひ個性的なクラフトビールたちをお楽しみください。