「こんなこと?!」って思った話。
「私は、今まで長い間、こんなことに悩んできたのか…」
と気が抜けた話です。
アラフィフの今になって。
ああ、人生っていつまでも勉強だ。
たまーーーに。
本当にたまーーーーに、母と話す機会がある。
そのたまーーーの機会があって久しぶりに電話で話したわけです。
子供たち(母からすると孫)の近況を聞かれたので、その旨お伝えしました。受験生の息子の志望校について。学校名を話すと、
「おかあさん、その学校あんまり好きじゃなーーーい。」
みたいなことを言うわけです。普通に。
もう、モロー反射なのか、ってくらいの速さで答えるわけです。
いや、あなたの意見は聞いてないのよ。
どこが志望校なのか、と聞かれて答えただけで。
(しかも、後々、彼女はこの言動を忘れている。)
なんだろう、このコント。
って思えてきて。
もしかして。
もしかしてだけど。
こんなして、彼女は反射で(何も考えず)口にしてきた言葉に、幼いころから私は振り回されてきたのか…本人は忘れてしまうような言動を、まっすぐに受け止めて、かみ砕いて意味を考え、反芻し、傷ついてきたのか。
「親が言うことなのだから、正しいのだろう。」
と信じて。
うそやん。
ってなりました。お恥ずかしながら、アラフィフの今。
何も考えずに反射で発された言葉の数々。
実は、何の意味もなかった…と気が付いたわけです。
なんなら、「私はこう思うの!わかってーーー!」
というかまってちゃんなだけ???
えーーーー。
なんか、私はずっと何に傷ついてきたのか。
何を反省したり、深く考えてきたのか。
すべていらなかった…のだとわかりました。
だって、相手は覚えてないんだから!!!
ただ、言ってみた、だけなのだから!!!
アラフィフになったからこそ、気が付いたのかな。
よくわかんないけど、自分が死ぬまでにわかってよかった、それだけを思います。
もう、よくわからないコントに参加するのは終わり。