おかえり青子

エッセイスト|20数年の、フルアクセルでワンオペ子育てフルタイム生活が終盤。50代主婦が綴るあれこれ。

おかえり青子

エッセイスト|20数年の、フルアクセルでワンオペ子育てフルタイム生活が終盤。50代主婦が綴るあれこれ。

最近の記事

「こんなこと?!」って思った話。

「私は、今まで長い間、こんなことに悩んできたのか…」 と気が抜けた話です。 アラフィフの今になって。 ああ、人生っていつまでも勉強だ。 たまーーーに。 本当にたまーーーーに、母と話す機会がある。 そのたまーーーの機会があって久しぶりに電話で話したわけです。 子供たち(母からすると孫)の近況を聞かれたので、その旨お伝えしました。受験生の息子の志望校について。学校名を話すと、 「おかあさん、その学校あんまり好きじゃなーーーい。」 みたいなことを言うわけです。普通に。 も

    • 文句言いたいのは、期待の裏返し。

      こんばんは、青子です。 ふと(認めたくないけど)タイトルのようなことを思ったので。 この話の肝は、「認めたくないけど」という点です。 「許せないー」 「むかつく!」 みたいなことって、思ったり思われたり、すると思うんですけど、結局それって「期待してた」のが根底にあるんだなと思って。 それって、期待してたからだよねえ。 って、落ち着いて認められたらいいんですけどね。 どうしても「それは違う」と言いたくなる自分もいて、苦笑。 なんですかね、この足掻き、みたいなもの。 「も

      • 「狂気」の居場所。

        深夜、家の近くを通った救急車のサイレンで目が覚めて。 なんとなく寝つけなくて、youtubeを開いて見た動画が、なんだかちょっと刺さって。 箕輪さんのことは「死ぬこと以外かすり傷」という書籍を、当時、高校生大学生だった子供たちが読んでいたことで知りました。 私の立ち位置は「読者の母」ということになります。 私もペラペラめくってみたけれど、あの「熱」があまりにも自分には高熱で読み終えられなかった記憶が。 「おかあさん、本当にそうだよね。死ぬことを思えばなんでもできるってこと

        • 「圧倒的な心の土台がない」ということを再認識する夜。

          今日は連投です、読んでくださってありがとうございます。 ちょっと、弱っているのでしんみり系です。 先ほどアップした記事のような お悩み事(特に子供関連)で心がガクンガクンと揺さぶられるようなことがあったとき、いつも私はタイトルにあるような気持ちを再認識するのです。 人間が母親おなかの中から外界に出て、それだけでも怖いのに、外の空気を吸ってなんとか生きていく中で、 「(怖いけれど)生まれてきてよかった」 みたいな…すんごく大切な基礎工事、みたいなものがあるかどうか。 あ

          「そうはいっても、親子だから」という感覚について

          本当にピンとこない、のだ。 「そうはいっても、親子」という感覚が。 機能不全家族、というのは、いったいどういうものなのか。 それは、自分が成長して大人になり、結婚して家庭をもって、子育てしていると、徐々に「じわじわ」感じていく。 簡単にまとめると、 「健全なやりとりがわからないです。正解ください。」 という感じだろうか。うん、本当にそんな感覚だ。 職場などでの「ちょっと距離のある第三者」とのやりとりは、なんとなく世間で見る「お手本」を見ながら学んだり、真似したりして、学

          「そうはいっても、親子だから」という感覚について

          理由探し、をやめた。

          前世療法(ヒプノセラピー)を受けて以降、いろんな扉が開いている、とよく書いていますが、今日もそのうちのひとつ。 その理由、いりますか。 もう成人した子供たちと話をすると、ふと「ああ、私の癖がうつったのかも…」と思う瞬間がありまして。それは「●●だから、●●する」という説明が多いこと。 もちろん、子育てにおいて「理由を言う」ということは必要な場面はたくさんあるし、それは理解できるんだけれど、「今、理由いる?」というときにもよく「●●だから」「●●と思って」ということが多い

          理由探し、をやめた。

          友達のスマホに出てきた通知を見て感じたこと。

          「これ、どうやるの?」 といって、友人のYちゃんがスマホを見せてきた。 えっとこれは…と説明している途中で、ピロンとスマホの上部に小さな通知が。 その小さな四角い通知の中にあった「毒親に育てられた…」が目に飛び込んだ。記事のタイトルの一部。 彼女とは、似たような境遇で育ち、大変だったよねと共感しあうことも多く、時に支えあってきた大切な友人。 ただ、その「通知」を見たときに感じた。 「もう、こういうのから離れないとな。」と。 というのも、そのときは、本当に楽しい話をし

          友達のスマホに出てきた通知を見て感じたこと。

          「元をとらなくては」から離れる

          前世療法を受けてからというもの、どんどん「堅結びの紐が解かれていく」という感覚で、新しい感覚?考え?がどんどん開かれていきます。 今日、ふと思ったこと、これをシェアしますね。 「元をとらなくては」 ちょっと話が飛んだところからですけど、家計のこととか、節約のコツみたいなものを見ていると、「1個350円、3個1000円、どっち買いますか。」みたいなお試し問題があるんですね。これ、お金の使い方が上手な人は「1個」を買うんです。 もちろん、3個必要なときなら「ラッキー!」で

          「元をとらなくては」から離れる

          「頑張っていないと意味がない」は、ただの思い込みでした。

          朝起きて、ふと。 「楽して生きていきたい、ってダメなのかな。」 とあるデイトレーダーさんが、YouTubeで話していた株を始めたきっかけ。 「楽して儲けたいって思ったから。」 なんて素直にいうんだろう!と驚いて寝たら、次の日にはこんな風に思うのだから、潜在意識ってすごいなと思った朝。ちゃんと必要な情報を引っ張り出してくれる。 楽して儲けたいなんて、絶対に言ったらダメ、思ってもダメ、と思って生きてきた。努力にこそ意味があって、頑張るから結果があって(これは大人になるにつ

          「頑張っていないと意味がない」は、ただの思い込みでした。

          面白そう、と思ってAmazonでポチッとした本。ちょっと衝撃。アダルトチルドレンについての記述もあるんだけど、自助グループではある程度効果はあるものの長続きしない理由が書いてあって、自分の体験と重なり納得。いつどのタイミングで、どんな本に出会うか。これもまた偶然の力。

          面白そう、と思ってAmazonでポチッとした本。ちょっと衝撃。アダルトチルドレンについての記述もあるんだけど、自助グループではある程度効果はあるものの長続きしない理由が書いてあって、自分の体験と重なり納得。いつどのタイミングで、どんな本に出会うか。これもまた偶然の力。

          探していた「何か」はどこにもないとわかったとき、見えた世界線。

          久しぶりにあった友人と、ランチ→カフェでケーキ、までフルコース。 甘いとしょっぱいで満たされた帰り道、ふと降りてきた言葉、それは 「何か、はどこにもなかったんだ。」 ずっとずっと、「何か」を探していた。 手に入るのではないか、と期待して探した。 目に見えない「何か」。 その「何か」の正体は、もやもやしてて、つかめなくて、自分でもわからなかった。 その感覚は、幼いころに「きっと、明日こそ、お母さんは私に優しくしてくれるかもしれない。」と叶えられない願いを毎晩期待した、あのと

          探していた「何か」はどこにもないとわかったとき、見えた世界線。

          どんどん子どもが巣立ち、気合いを入れてごはんを作ることも減ってきた。こんなしてシンプルに野菜のコンソメスープとか、これでも十分だな。

          どんどん子どもが巣立ち、気合いを入れてごはんを作ることも減ってきた。こんなしてシンプルに野菜のコンソメスープとか、これでも十分だな。

          角田光代にはじまり、垣谷美雨、林真理子まで、止まらなくなってる、笑笑 子育て系から不倫まで、幅広く…フィクションだからこそ、のめり込めるのかも。ああ、楽しすぎ。

          角田光代にはじまり、垣谷美雨、林真理子まで、止まらなくなってる、笑笑 子育て系から不倫まで、幅広く…フィクションだからこそ、のめり込めるのかも。ああ、楽しすぎ。

          空の巣症候群が、慢性化しつつある。

          「お母さんの人生を、と言われても。」 困惑している。たいそう困惑している。 もっともっと、楽しいものだと思っていた。 友達とアフタヌーンティー行って、ちょっと気になっていた介護脱毛調べてみたりして、ちょっと高めのデパコス買ってみようかな、ああ、もしかしたら英会話習って海外旅行もありかな、とか。 子育てが終わった後は、それはまるで「ご褒美」みたいな時間が来るのだとばかり想像していた。うちは、末っ子だけ年が離れているので、現在私の手が必要なのは、末っ子だけ。上二人は成人して自

          空の巣症候群が、慢性化しつつある。

          「生きづらい自分」から抜け出す最初の一歩は、現実を認めること。

          ここ数回、前世療法(ヒプノセラピー)について書いています。 私にとって前世療法は、過去一番、効果が実感できた療法ですが、ここにたどり着くまでが長かった。 20代後半だったか、「生きづらい」という言葉を知ったとき、なんて自分を言い表した言葉なんだろう、と感動すらしたし、「それで、それで、どうすれば!!!」と前のめりになりました。 そこから、カウンセリングを受けたり、本を読んだりして、紆余曲折を経て現在にいたりますが、 理由はわからないのに、みじめな気持ちで泣く夜もなくなっ

          「生きづらい自分」から抜け出す最初の一歩は、現実を認めること。

          ヒプノセラピーを受けてみました、をもう少し詳しく書いてみた。

          この記事に書いたように、ヒプノセラピーを受けました。 まあ、この話をすると、大抵は「それって怪しい」と思われがち?なんですけど、こちらとしましては、長年、もう藁にもすがる思いで生きてますからね、なんだってやりますよね。 かといって、飛びついたわけではなく、この本を読んで、そうか、行ってみようと思いました。 印象的なのは「理由はよくわからないけれど、催眠状態で前世に戻るたびに、心の状態がよくなった」ということです。この「よくわからないけど」というのが、逆にいいなと思いまし

          ヒプノセラピーを受けてみました、をもう少し詳しく書いてみた。