やりたいことを見つけ、好きなことをする時代。
やりたいことが特にない、もしくはやりたいことはあるけどお金にならないというのは、ほんとにそうだなと思います。
この間、糸井重里さんと安宅和人さんの対談記事を読んでいました。その時に、やりたいことがない人をどうしたらいいですか、また、目標がないんですけどどうしたらいいですかという話に答えていました。
答えは「稼げ」ということでした。多分文脈的には何かを始めてそれが楽しくなったり、他にやりたいことを見つけるためには、まずお金になる仕事をしてみるべきということを言っていました。
やることはなかなか見つからないけど、何もやらなければ、何も進展しないですよね。
刺激が入ってこないし、インスピレーションも出てこないから。
だから何かを始めることは良いと思います。当然、何かを始めるならば、モチベーションになるほうがいいので、稼げる仕事が良いという感じの考えになると思います。
学生さんからも「やりたいことが見つからない」と言われます。
見つける方法としては、何かやれそうなことは片っ端からやってみるのがいいかと。それから得意なことを見つけることもいいかもです。やってみて、できることが増えると、またやりたいという気持ちが増えていくでしょう。
やりたいことがあるけどお金にならない場合は、たしかに現在はそうだなと思います。
しかし、この先の時代には、やりたいことをやっていても、うまくお金になる時代が来る可能性もあります。
やりたくないけど、やって稼げる仕事をしているよりは、やりたいことをやってそれをマネタイズする手段を考えることができるかもしれないと言われています。
だから、好きなことでお金を稼ぎたいは悪い考えではありません。
やりたいけど、お金にならないということが、もしかしたらこれからお金になるような時代になるかもしれないと思います。
むしろ、一つのことだけをやるのはリスクが高いと思っています。ひとつダメになったらリカバリーが効かなくなりますので。
だから、やりたいことが現在お金にならない場合でも、それをやり続けるのはいいと思います。
ただ、それだけをやるのではなく、例えば、お金はここで稼ぎ、これは趣味というように、一週間の時間配分をうまく調整して、複数のことに手を出すのも一つの方法だと思います。
これはポートフォリオワークの基本的な発想で、メインの収入源を確保した上で、その他の時間を趣味に使ったり、自分がやりたいことを追求する時間を作るということです。
そして、それがうまくお金になる方向に進めれば良いと思います。
例えば、演劇をやっている人は、普段はバイトをしながら演劇をやっていると思います。しかし、その芸術が評価されるタイミングで、演劇が生活の基盤になることもあるでしょう。
だから、稼げないからやらないではなくて、お金にならないけど好きだからやり続けるという感じがいいです。
それこそ、AIに代替される仕事が増えていくと言われていますよね。そのような状況下で、現在の仕事はAIがしてくれるようになっても、自分が楽しめることをやりながら生活できるようになるかもしれません。
だから、お金だけを考えて稼げる仕事を探すよりも、広く自分が楽しめることも探すべきだと思います。そういう意識を持っている人がこれから増えると良いと思います。
お金にならないと思う好きなことを最初から諦める必要はありません。
ばっちこい心理学もやりたいことをやって楽しんでいます。だから、それを言える位置にいるというバイアスはあります。
しかし、もしやりたいことがうまくいかなかったこともあるかもですが、それでも楽しいことをやり続けたいなって思います。
それでは最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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