美人だと言われて嬉しかった話。
たわいもない雑談の合間に
「美人コンテストに出てみたら?」
と夫がふいに言うので私は耳を疑った。
(いま開催しているコンテストがあるらしい)
「それは〇〇さん(私は夫のことをさん付けで呼ぶ)的に、自分的ベスト推しが私という事でよろしいのですか?」
「まぁそうだね」
の返しを必死で頭の中にメモする。
「絶世の美人というわけではないけれどね」
のくだりを何回も言うので
「そこはもう聞いたよ(笑)突っ込み待ちかよ」
とちゃちゃをいれつつも、夫がそんな風に私を思ってくれていたことが