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アンチ1で、いいね!100の価値がある。


アンチは怖い。

こんなこと思うようになったのはいつからだろうか。

友達でも親でも、時には職場の人とでさえも
ケンカしたりぶつかったりして生きてきたのに
なぜネットという世界では
こんな日常的な出来事が大きな問題になるのだろう。


なんてね。

ここまで書いて、ようやく素面に戻る。
こんばんは。

えっと、もちろんタイトルに書いたこと
冒頭で書いた文章については、あとでお話しますが
久しぶりにnoteを書いた理由を先に、少し聞いてくださいね。

今月から僕。
ことばと広告さんのコミュニティ「書く部」に参加させて頂いています。

「書く」ということはなんだろう。
そもそも自分は書きたいのか?
書きたいとしたら、何を?

漠然としたイメージと好奇心とちょっとのモヤモヤだけを持って、場違いだなぁと思いながらも入部させてもらったのでした。

そして今日もいつも通り、なーんにも考えないまま部活に顔をだしてことばと広告さんの昨日の記事を読んだのです。

感想を一言で表現すると「あ、失礼だったかな。」って。

書くことに対して沢山アウトプットしてくださり、日々背中を押してくれているのに、部員が書かないって。

そりゃぁないぞ。と。

せっかく参加したのだから、やるだけやってみよう。

………で、現在に至っています。


自分が書くことに対して興味を復活させたのはもう少し時を遡り、3年前くらいのことでした。

長いこと生活だけに追われ、気づけば精神科に通うようになっていたり、崩壊してく心を救ってくれたのが「生命式」という本との出会いです。

これについては、noteに書いたことがあるので記事だけ貼っておきますね。参考までに。


とにかく読み終わった後に「衝動」としか言いようもない感覚で、3ヶ月ほど睡眠時間もろくにとらないまま、小説を書いていました。

人生で初めて書いた小説。生命式は短編集なのに、なぜか長編。

それをコンテストに応募するという、もはや思考回路がぶっ壊れていたからこそできた芸当。

もちろん、うんでもなきゃすんでもない。読まれたのかもわからないまま、ガス欠。書くことに対してのエネルギーはなくなったのでした。


それから半年が経ち、武道館に立つことを夢見て今も音楽を続けている知り合いから連絡がありました。

「青かびの書く歌詞がやっぱり好きで、新しいバンドで歌ってみたい。」

20代半ばまで音楽活動をしていましたが、バンドが解散して以来、音楽製作も歌詞を書くことも何もかもを捨てて生きてきた自分にとって、あまりにも唐突な連絡だったのでビックリしたのですが、当時の僕はふたつ返事で「OKー♪やってみようぜ!」なんて言っていたのでした。

4.5曲ほど歌詞を書き上げ、彼らに託し。

あー。不思議な1年だったなぁ。でも、久しぶりにちょっと楽しかったかな。ありがとう。じゃあそろそろ日常に戻りますかね。と。

こんな感じで、書くことを卒業しようとした矢先。小学生~中学生まで好きだった女の子(当時告白、振られ済。w)とお酒を飲む機会が増え、彼女がお店を開こうとしてると聞きました。

頑張れ。応援するぜ。

それにしても相変わらず綺麗だな。斉藤和義「ずっと好きだった」も驚きの、著作権すれすれな想いを抱いていると「お店を出したらさ、そこで青かびの歌を流したいんだよね!」彼女がとびきりの笑顔でそう言うのでした。

ここで断るなんて、男が廃る。煽てられれば豚よりもハイスピードで木に登る男。それが青かびだ

またもやふたつ返事で「OKー♪やってみよう!」なんて言うのでした。


それにしてもギターは弾いてないし、歌も飲み会の後のカラオケだけ。歌詞を書きながら少しはレコーディングソフトも立ちあげたりしたが、人前で流すなんて無理。そもそも、お店で流す曲をギター一本でなんて無理中の無理。お店を潰しかねない。

さて、どうしたものか……

苦悩の結果。バンドを結成していたのでした。

何がなんやら。日々に突き動かされて、製作活動からTwitter、TikTok、Instagram、で「練習」をテーマに弾き語りを開始。(人に見られた方が上達しそうと考えてまして。)

バンドでは音楽製作を続けながら、先月7月22日。個人名義でiTunesをはじめ、様々なサブスクサイトで曲を配信することになり、今日に至るわけです。


で、ですよ。ようやくタイトルに書いた本題。(遅っ)

様々な媒体で、体当たりしてきて今感じてるのがこれです。

アンチ1で、いいね!100の価値がある。


なんぞ?という感じでしょうが、もう本心も本心。

むしろこの考え方でいくと100人アンチができれば、いいね!10000の価値でっせ!!!!

………いや、計算しただけじゃん。って?

いやいや、0を並べるとなんか実感わくでしょ?

どういうことかと言うと。

「愛の反対は嫌いじゃない。無関心だ!」という名言のごとく。ほとんどの人は僕の活動に無関心なんですよね。

いいね!ボタンも簡単に押せる時代。もう記事がどうとか、活動がどうとかより、好きな人が発信してればいいね!ですよ。だから僕はなるべく心が動いたものだけにいいね!してるつもりですが、それでも見たついでに押しちゃうこともあります。

しかも、動画や音楽に関しては視聴時間から再生数までこちらにお知らせしてくれる昨今。いいね!600と表示された動画の平均視聴時間は2秒~3秒でした。

も~ぉ。

意味がわからん!!!!ww

じゃあ一体、何が良かったんや!!!!ww

ふてくされにふてくされ。あげく新曲配信のお知らせをしてから視聴率はどんどん下がる。

意味がわからん!!!!www


そんな中、先日TikTokでアンチ?みたいなコメントを貰いました。

まず、めちゃくちゃタメ口ですし。僕、そういうの好きじゃないなぁ。って。でも、怒っちゃダメだぞ。と言い聞かせながら、なるべく丁寧にお返事したのです。

すると、どうでしょう。次の日その方がフォロワーになっていたのです。

衝撃でした。

なるほど。と。コメントをしてくれるくらいだから、視聴時間2秒の大多数ではないのだと。

少なからず、何かを思ったから行動してくれたわけです。無関心ではないんです。

で、ちゃんと説明したら、フォローしてくれたんです。

これ、いいね!100には届いてるのか不明なままですが、アンチ1には確実に届いた瞬間ですよね。

僕は、不透明ないいね!より、確実に記事を読んでくれたとか、歌を聴いてくれたとか、そんなアンチの方がよっぽど純粋に思えて感動します。

ケンカするほど仲がいい。

言葉を交わすには、相手を少しでも知る必要があります。ちゃんと見てくれてるからこそ。です。

投げても届いているのかわからない。実態のない。そんな感じが嫌いだったインターネットが、ちょっと好きになった出来事でした。


なので、書く部を通して。日々の活動を通して。アンチ100を目指していこうと思っています。

バンド活動をしてたころ、blogが流行っていて2年近く毎日更新してみたものの、全然反応がなかったので未だに毎日書くことに抵抗はあります。

が、反応度外視で書けるときは書く。歌うときは歌う。

それを癖にしていけば、記事じゃなくて歌詞でもそう。会話の中で使う言葉にしてもそう。

少しづつ。誰かの心を動かせるんじゃないかなと思っています。

そもそも。全て衝動で。自分がやりたくて始めたんです。人がどうこうでなく、やりたいことをやればいい。

苦しくなったら思い出してください。


10年以上、無関心をくらってきた男でも

まだ、書いてるぞって。w


長いことお付き合い下さりありがとうございました。

また、書くきっかけを下さったことばと広告さん。書く部という部活の存在に改めて感謝しています。



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