第4巻を読み終えた。最後に圧倒されてドーンときた。少し長いけれど引用させて頂きます。ネタバレがあるのでご了承ください。
寝る直前に読んで、はぁ〜となってそのままバタリと寝た。
そうして朝瞑想をして仕事を始めると、最近なんだか時差で自分の傷つきを感じる事が多いなと思った。あぁ、このことに傷ついていたのだ、悲しかったのだなと。そして、こんなしょうもないことに自分は傷ついていないと蓋をしていたなと。そう気付いてから、小さな傷つきがぞくぞくと、これでもかと、ダメ押しのように押し寄せてくる。もはや笑ってしまうくらい。わかったよ、ごめんよ、確かに傷ついていたし、そのことに気付いて動いた方がよかったよねと。ちっぽけな一人の自分として、積み上げていったものを失うこと、手放すこと、それを繰り返して、また裸一貫、無一文からスタートするのが、きっと本当は清々しいのだなと、そう思った。無名の輝きを持つ人たちのことを思い浮かべながら。
準備は着々とできている。あと少し。部屋を片付けて、新しい部屋になったら、動こう。そう思った。