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読書高等学校

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黙読部は音読部の天敵というショートショートから、派生した作品、日高が通う読書高等学校という架空の高校の日常生活を描く ジャンルSFコメディ #創作大賞2022
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2021年7月の記事一覧

読書高等学校(最終話)

長嶋篠は、見当違いな推理をしていたのではないかと思い頬をを赤くしている。
日高はそんなことを、篠が思っているとも知らずに、頬を赤くしてどうしたのだろうと、篠の様子を伺った。
長嶋篠は、日高にジロジロ見られるせいで、行動を起こさなかった日高に腹を立ててしまった。
長嶋篠「あんたのせいで、本の世界から帰れなくなってしまったじゃないか。」
日高「本からの脱出方法を考えたけど、思いつかなかったし、とりあえ

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読書高等学校 最終話直前ダイジェスト

今までのあらすじ
読書高等学校に入学した日高は黙読部の長嶋篠といろいろあって付き合うことを決めた矢先に、音読部のいざこざに巻き込まれてしまい。
本の世界に迷い込んだ川島と堂島を助けて欲しいと言われる。クイズに成功したら、2人を助けられるシステムだったのだが、誤って日高がケーブルを抜いてしまい助けられなくなってしまった。
木島に本の世界へと行き本の主人公よりも先に事件解決をすれば、みんなが脱出できる

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読書高等学校(8話)

今までのあらすじ
木島の作った本の世界に入り込める装置で、名探偵子守魔性の女編という本の世界で、音読部の堂島、川島、黙読部の日高と長嶋篠は大暴れすることになった。
日高と堂島は、長嶋篠と合流できるかもしれないと考え名探偵子守と共に行動をともにしている。
一方で長嶋篠は、本の世界でおきた事件の犯人である花江と接触し、警察に自首させ事件解決を試みたが、なぜか花江が殺されてしまった。

銃弾が頭に貫いた

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読書高等学校(7話)

今までのあらすじ
本の世界にとじこめられてしまった生徒を助け出してほしいと、音読部の部員である木島からお願いされた長嶋篠は、日高とともに本の世界へと入った。
日高は、日の出中学校の生徒となって、本の世界の主人公である名探偵子守と接触を試み校門がみえる見通しのいい渡り廊下で立っていると、本の世界へと閉じこめられてしまった堂島くんと合流、その後名探偵子守と出会う。
子守の助手である加藤に、日高が今回の

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