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人生はアコーディオンのように

みなさん、こんにちは あおいそらです。
久しぶりに書いてみたいという気持ちになりました。

カウンセリングの仕事に携わる中で、100人お会いすれば、100通りの人生に向き合います。
一つとして同じ人生はない。「よりよい人生とは何か」ということがテーマになることがあります。
みなさんにとって「よりよい人生」とはどのようなイメージを持っていますか?

アコーディオンという楽器があります。
アコーディオンは、鍵盤をたたくだけでは音は出ません。
ベローズ(蛇腹)の部分を伸び縮めることで中に空気が入り、押された鍵盤のキーの音を鳴らすことができる仕組みです。
ベローズの開閉の仕方や振る舞い方でアコーディオン独特の音色が生まれます。強弱はもちろん、伸ばしたり縮めたりすることで、多彩な表現があります。

アコーディオンの音色は一つとして同じものがないかもしれない。
独特な色合いは、まるで人の人生そのもののよう。

子どもや保護者の支援に関わる学校臨床や教員のサポート支援と働く人たちに関わる産業臨床活動を中心に心理臨床活動をしています。
ここでは、子どもも大人も何らかのモヤモヤを抱えて来室されます。
悩みは人それぞれ。どれも奥が深く、もがきながら人生を生きていらっしゃいます。

子どもも大人も自分の置かれた時間の経過の中で、いろいろな音を出して、自分の人生のメロディーを奏でています。

人生のメロディーは、あなたはあなたでいい。

カウンセリングは自分に向き合う時間。そして自分に気づく時間です。
カウンセリングで語られる音色は毎回違う。違っていい。
それはあなた自身。あなたの生きてきた軌跡だから。かけがえのないあなたですから。

もがきなたら、自分の音の迷い、そして「これでいいんだ」と、自分の音に出会えた人は自分のメロディーである人生をしっかりと歩くことができる。
ここではたくさんの頼もしい方に出会いました。そしてこれからも出会うことを願っています。

先の見えない世の中に、どうしたらいいかともがき、精神的に不安定になり、もう何をしても意味がないと感じているあなた。
何もないということはありません。人生に意味がないということはない。
生きているだけで意味がある。
意味を見出すことは。自分らしいメロディーをかなえることなんです。

それはアコーディオンのように伸びたり、縮んだりして音を作るように。

あなたのかけがえのない、人生のメロディーをあおいそらで奏でてみませんか。

今日も、そして明日も。真剣に自分の人生に向き合いたいというあなたからのご相談を心より待ちしています。


最後までご覧いただきありがとうごさいます。


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臨床心理士として、悩みを抱える人の現実に向き合いつつ、心に関わるカウンセリングを行う場所を作るために使わせていただきます。。今後とも応援よろしくお願いいたします!