世の中(作家の時給って)いったいどうなってるんですか!? VS 仮面ライバー印象操作編!
そんな時代だとは聞いていたが。
雑談をネットで晒して月給40万円。
おいおいおい。
仮に。
もし、いまのぼくの小説作品は(仮にだ)100万円の印税とする。
構想三年(36ヶ月=大元のネタは26年前の戯曲だが)。
取材5日(富山、新潟、長野で計−4万円)。
執筆期間15ヶ月(12ヶ月としようか)。
1日の執筆を8時間としようか。
執筆(稼働)総時間を8時間×月30日×12ヶ月=2880時間。
(印税の)300万円で割ると(中堅作家クラスか)=時給1041円。
印税が200万円(原稿用紙千枚の新人クラス)=時給694円。
印税が100万円(エンタメデビュー新人)=時給364円。
印税が50万円(純文学デビュー新人か)=時給173円。
注)
印税の支払い方法は、
⑴刷った数(初版や重版)でその都度、作家に印税が支払われる。
⑵版数を見込んで一括で作家に支払われる。
出版社によって違うようです。この点Amazonは⑴で良いですね。
3年間無給で書き続けて、新人賞の報酬(労働対価)は100万円で時給364円。それはいい。だれにでもくれてやる。しかしおそらく、デビュー後数年は時給は500円以下だろう。文壇の常識、芥川賞をとって原稿用紙1枚の単価が1500円が真実味を帯びてきた。デビューしたらタイトルを一つでも取っていかないと小説家は小説の執筆だけでは生活がまず成り立たない。二作目がどうのじゃない。明日から書き続けないといけない。ヒット作かタイトルがないと死活問題だ。さらに小説家は売れないかもしれない商品をえんえんと書き続ける。これじゃあ水商売や芸能界となんら変わりがない。
おれは寝る間もすべてこの作品に費やしてきた。
24時間×365日×3年=26280時間。
それを賞金(印税)100万で割る。
時給38円!
よし!
おれは作家をやめて、主婦になる!
主婦の凄腕おねだり仮面ライバーになる!
ちなみに、僕の知るベテラン作家(歴四十年で出版本は三百冊以上)はあるジャンル小説を三ヶ月で書いた。出版社から原稿料を一括で300万円(10%の印税)を支払われた。こうなると月給は100万円となる。だがしかし、その三ヶ月間は他の執筆は中断された。小説執筆に缶詰だったそうだ。もう小説は二度と書きたくないという。
時代だねー。
仮面ライバーいいねっ!
おねだり仮面ライダーやりたい。
で、本音を吐く。
ぼくは若い頃からアルバイトを四十種類以上してきた。金を稼ぐことは身を削ることだ。それは感じ入るものがある。月に四十万を稼ぐ。これには裏が必ずある。濡れ手で粟みたいなことは世にあるか? あってもだ。《輪廻》や《業》ということばがぼくの頭をよぎるが。
さて、冒頭で添付した記事だが。
引用する。
「専業主婦なんですけど、
旦那さんの給料に依存しない
自立した女性になりたいから」
よくよく聞いてみると、
家事育児すべてワンオペでやってる上に、
旦那さんのモラハラがすごくて。
その大変さを1ミリも理解しないくせに、
俺は仕事で忙しい。
俺は稼いでるから偉い。
みたいなタイプで。
(だいぶはしょってますが
なかなかの旦那さんみたいです)
反吐がでるんだよ。
こういう記事には。
⑴旦那となぜそんな夫婦関係になったのか?
⑵旦那の生まれは? 旦那がなぜそのように育ってしまったのか?
記事は都合のいいように印象操作されるわけだ。
この記事のやっとることは大手規制メディアとなにひとつ変わらん。
まだ虚構のほうがいい。 妻の生まれは? 夫の生まれは? たがいの教育水準は? 出会いは? 結婚、子供は? どこで夫婦の歪みが生じたのか? はて、夫だけの暴力なのか? 夫は会社でどのような立場か? 夫の孤独は? 妻の孤独は? 妻の収入が月200万を超えたら夫婦はどうなるのか? それを虚構で描けばいいだけだ。
小説だからこそ真実が語れるんだよ。
宣伝でじぶんが伝えたいところだけを言って都合の悪い場所は端折る。読売新聞や朝日新聞やNHKやフジテレビがやることだ。高々100いいねで良いが。これが100万いいねついたらどうすんだ? それこそ国民の印象操作だぞ。
ぺっ。
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