下読みの編集が最も嫌うこと(表記のブレ)
これから各々のエンタメ文芸賞に応募するみなさん。(純文学では自分の言葉、文体を使ってまるで絵のように自由に表現を爆発させましょう)。
エンタメのレーベルでの新人賞の応募で自分の原稿を提出する前に(本当を言えば第二稿からチェックは出来る)絶対にやらねばならない修正です。
どのようなレーベルの編集にも嫌われること。
それは「表記のブレ」。
直しましょう。
基準は「現代の国語」。
初めて応募する人は修正前と修正後で驚くはずです。
「自分の原稿が書店に並ぶ書籍と同じ文章になっている。読みやすい! これなら安定感抜群の文章だ! 」と。今の生きる読者の目に慣れた文字配列(編集が求める、売れる本の文章)なんですね。まずは、小手先の文字の表記で戦わずに、自分の小説の内容で編集に読んでもらおう。
注意)
プロ作家は、自分の読者のターゲット層(例えばラノベ層)のために、
「歩く」→「あるく」
などと逆に「漢字」を「ひらがな」にする場合もあります。
ですが、これは「まずは自分がデビューを果たしてプロになってから」と考えましょう。
下記は僕の例です。
現在の時代は「変換機能」で一発で変換できます。
便利な時代です。
ふたり(250)
二人(6)
もって
持って
のぞき
覗き
震わ
ふるわ
震え
ふるえ
あわて(8)
慌て(20)
たちあが
立ち上が
ひらい(72)
開い(84)
ひらく(32)
開く(7)
もつ
持つ
むかって
向かって
にぎった
握った
にぎり
握り
いった
言った
つなぎ
繋ぎ
闇のなか
闇の中
おぼえ
覚え
まどぎわ
窓際
おなじ
同じ
もどり
戻り
はさむ
挟む
さけぶ
叫ぶ
さえずる
囀る
さえぎる
遮る
ならぶ
並ぶ
かぶった
被った
だれか
誰か
しなだれる
撓垂れる
うなだれる
項垂れる
なげ
投げ
くだけ
砕け
まって
待って
とおく
遠く
じゅもん
呪文
うえ
上
もとう
持とう
いきおい
勢い
からだ(→これは変換に注意、〇〇だからだ、からだよね、とかは、だ体だ、体よね、と変換してしまう)
体(動物も使う)
身体(魂や精神と肉体がある=人間に使う言葉)
躯(からだ)
體(からだ)
体躯(たいく)
なかを
中を
なかに
中に
なかで
中で
ゆがみ
歪み
でる
出る
かなで
奏で
ゆで
茹で
なで
撫(な)で
すすん
進ん
しずか
静か
みえて
見えて
むこう
向こう
いままで
今まで
かしげる
傾げる
だみ声
濁声
にら
睨
はたらい
働い
いった
言った
ぼく
僕
おれ
俺
ゆがみ
歪み
じぶん
自分
ふりかえ
振り返
すわる
座る
えんぴつ
鉛筆
たしか
確か
そういえば
そう言えば
ふるわせ
震わせ
すわった
座った
なんど
何度
しだいに
次第に
そのとき
その時
となり
隣
たおし
薙ぎ倒し
おのおの
各々
たがい
互い
こんどは
今度は
いまにも
今にも
するどい
鋭い
ふるえ
震え
なにか
何か
でていく
出ていく
なにも
何も
ゆさぶ
揺さぶ
いわれ
言われ
すすむ
進む
すすめ
進め
かれの
彼の
すぎ
過ぎ
だして
出して
おびただし
夥し
ゆが
歪
うね
畝
ほそい
細い
あるい
歩いて
おどろい
驚い
いって
言って
しんじ
信じ
つづい
続い
こば
拒
よごれ
汚れ
まった
待った
牡丹雪
ぼたん雪
むけ
向け
じつは
実は
ながい
長い
ほそ
細
かれ
彼
すこし
少し
ちかい
近い
たべ
食べ
おしだまっ
押し黙っ
だまっ
黙っ
しぜん
自然
くれば
来れば
だまりこん
黙り込ん
ふって
振って
まなじり
眥
いま
今
なにを
何を
なかへ、に、で、を、の、から
中から
なかから
のなか
の中
みまいちがい
見間違い
まちがい
間違い
ちがい
違い
呟く
つぶやく
ふりむき
振り向き
ふりむか
振り向か
ふりかえ
振り返え
はじめ
始め
返かえ
まわ
回
かまわ
構わ
まわりこ
回り込
まわる
回る
まわり
周り
かしげ
傾げ
とおる
通る
くもり
曇り
ならべ
並べ
うなずく
肯く
あいだ
間
そろ
揃う
繋
つな
とお
通
むかし
昔
たたく
叩く
またたく
瞬くま
まんまる
まん丸
うかがう
伺う
窺う
たかみ
高み
ひきいる
率いる
われわれ
我々
かぞえ
数え
さげ
下げ
さがる
下がる
ふくむ
含む
ふかく
深く
ふくらま
膨らま
ふくらはぎ
脹ら脛
おもわ
思わ
わが
我が
おとし
落とし
おとずれ
訪れ
見あげ
見上げ
手をあげ
手を挙げ
をあげ
を上げ
まわら
回ら
ひびく
響く
むく
向く
のびる
伸びる
なおす
直す
より
寄り
かかる
掛かる
かかげ
掲げ
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