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《語彙の三語三文》:手書き帖 2.24〜3.2
日記に入れていたのですが、日記から分けようと思います。
(マインドマップみたいに整理するととてもわかりやすいですね)
noteの僕のサイト自体がじぶんの過去のマインドマップのようにさせたい。
noteを後にじぶんで見返すことのできる「検索用のキャビネット」になりますね。
計画は、毎日アップする時間はないです。
短歌で随時アップですので時間をとられすぎです。
日記は半月に一度にアップ。
《語彙の三語三文》:手書き帖は週に一度(一週間分)をメドに。
纏めてアップしたく思います。
ではまず二月分をプロトタイプで載せます。
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二月二十四日(土)
【贅沢・ぜいたく】
⑴贅沢な晩餐だ。
⑵贅を尽くす。
⑶魚沼産コシヒカリは贅沢なコメだ。
【生贄・いけにえ】
⑴なぜ私が生贄にならねばいけないのか?
⑵生贄を食べるのになんの意味があるのか?
⑶この光り輝く肉が生贄か?
【燔祭・はんさい】
⑴「先生この燔祭(はんさい)の儀はなんのお肉でしょうか?」
⑵「オーブンで焼いても燔祭(はんさい)になりますか? 」
⑶「うるさい! いま燔祭中だ!」
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二月二十五日(日)
【披露・ひろう】
⑴私は君に手品を披露するだろう。
⑵「その披露のやり方はずるいぞ! 」
⑶披露の仕方にもほどがある。
【唖然・あぜん】
⑴一同が唖然としている。
⑵唖然とした顔。
⑶「いまから唖然としないで居ろ! 」
【瓢箪・ひょうたん】
⑴瓢箪からコマ。
⑵ばかでかい瓢箪。
⑶小石の詰まった瓢箪。
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二月二十六日(月)
【穿鑿・せんさく】
⑴「以後、俺を穿鑿はするな! 」
⑵「これは穿鑿する機機です」
⑶猿は心を穿鑿を始めた。
【なまくら】
⑴「なまくらの漢字ってどう書くの? 」
⑵「お前はなまくらだ! 」
⑶「これはなまくらな刀だ」
【怠惰・たいだ】
⑴「ああ、怠惰な生活がしたい」「もうしてるじゃないか」
⑵私は怠惰党です。
⑶怠惰バンザーイ。
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二月二十七日(火)
【丹念に】
⑴丹念に探す。
⑵丹念に見る。
⑶丹念らしき仕草。
【途端・とたん】
⑴途端に雨が降りだした。
⑵よそ見をした途端に転んだ。
⑶途端に風は失せた。
【依然・いぜん】
⑴依然からだはうごかない。
⑵依然悪は悪だ。
⑶台風は依然西から動かない。
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二月二十八日(日)
【甦り・よみがえり】
⑴命の甦り。
⑵時代が甦る。
⑶記憶が甦る。
【懈怠・けたい】
⑴懈怠の心が生ずる。
⑵懈怠のとき。
⑶失業を夢見る。
【芥帶・かいたい】
⑴昨日のケンカのあと、また心に芥帶が残る。
⑵芥帶が支える。
⑶いま私の手に乗るのは芥帶ほどの目に見えぬ粒子だ。
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二月二十九日(木)
【充溢・じゅういつ】
⑴我ら兵士の戦闘への闘志は充溢する。
⑵夜には闇が充溢する。
⑶充溢した気力
【玄妙・げんみょう】
⑴玄妙な技でこしらえた木製の脚立。
⑵よくよくみてみると、その仏像の顔には玄妙さが顕れた。
⑶「玄妙な味だ!」
【交々・こもごも】
⑴この橋を渡ったあの神社につながるあの階段から白い犬たちが一匹ずつこもごも顕れた。
⑵穴から鬼の形相をした小人がこもごも現れる。
⑶死ぬ間際に、過去がこもごも浮かんできた。
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三月一日(金)
【跡絶える】
⑴往来が跡絶える。
⑵心が交わる文通相手から文が跡絶えた。
⑶我が一族の血統は跡絶えんぞ! 決起せよ!
【のべつ】
⑴「お前は、のべつに喋るな! 」
⑵「過労だ。のべつに働いている」
⑶「あの役者、のべつ幕なしに喋っているな」
「せんせい、これは一幕劇ですから、はい」
【神妙に】
⑴「あの仏像は神妙な趣があるな」
「ええ、彫り師の巧みの技に深妙を感じます」
⑵三本足の鴉は神妙に、木の枝に降り立った。
⑶「神妙にせよ! 」
「はは! 」
「もっと神妙な顔で控えよ! 」
「はは! 」
「もっと神妙にだ! それでは神は舞い降りん! 」
「はは! 」
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三月二日(土)
【困惑・こんわく】
⑴困惑に満ちた時間。
⑵この困惑券は一枚三千円で売っています。
⑶「困惑なんかする必要ない必要ない」
【奇襲・きしゅう】
⑴「これは秘密の奇襲だ。秘密の奇襲だぞ!」
⑵「見てください! クマが群れで村を奇襲しています! 」
⑶背後から奇襲する。
【中途半端な】
⑴おれの人生は中途半端なぬかるみだ。
⑵中途半端な味。
⑶「中途半端で良いんです。どの口が中途半端が悪いなどと言ったんだ! 」
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