オール・ザ・キングス・メン
君の笑顔だけが見たくて、
僕はハンプティ・ダンプティに扮した。
君がため息をついたなら、
僕はそいつを『鏡の国』に埋めてきた。
君の罪を責めるくらいなら、
僕は笑って許してきたんだーー
僕のついてきた嘘とは、つまり
裏切りよりも冷たかった。
「ベイツ・モーテル」のような君の館からは、
ジャネット・リーの悲鳴が途絶えない。
「トラウマ」とは詩に最適な言葉、
読んだ相手の目を耳を憂鬱にする。
過去の話ばかり聞いてやる前に、
君に明日のことを言ってやればよかったーー
僕のついてき