私がアートライティングを学ぶ理由
今年4月に社会人芸大生になり、そろそろ夏期も終わる。改めて考えるのは私がアートライティングを学ぶ理由。
夏期の初めはペースをつかみ楽しく学びを進めていたものの、仕事の夏の繁忙期と猛暑が原因で夏バテをして体調を崩してしまった。
少し体調も良くなってきたところなので改めて私が学ぶ理由を考えて、目標に向かって進みたいと思う。
私が学ぶ理由
私が社会人になってから大学にまた編入しようと考え始めたのは2022年の2月頃。美術館に積極的に訪れるようになって少したった頃だった。
美術館でいつか働きたいな、なんて思って学芸員資格について調べてたところ「京都芸術大学 通信教育課程」に出会った。調べていくうちにアートライティングコースに興味をもち、すぐにでも入学したい気持ちを抑えて1年検討することにした。
2021年の1月に入社した会社を辞め、2022年はまた新しい職場に入社する年だったから。
憧れの仕事に就けた2021年。最初は期待でいっぱいだったけど現実は甘くなかった。特殊な環境での仕事は私の精神をじわじわと蝕んだ。もう無理だと思い転職を決心した。
新しい職場も決まり安心かと思ったけど仕事への自信を無くして不安でいっぱいだった私の心はなかなか元気にならなかった。
少しでも違うことを考えられるように、少しでも現実から目を逸せるように美術館に行ってみた。自分が生きている今とは違う時代、違う国の画家が描いた作品を鑑賞していると少し心が軽くなった。
もっと美術のことを学んでから美術館に行ったらさらに楽しめるのではないかと思ってアートのことを学び始めたら楽しくて楽しくて。
美術に関わる仕事=美術館で働くことだったが、そうか、書くことでも美術に関わることができるかもしれない。そんなことを考えてアートライティングを学ぶことを決心した。
未来のためにできること
もしかしたら私みたいにアートに心が救われる人がいるかもしれない。
誰かがアートに、美術館に興味を持った時の架け橋となれたらいいと思っている。私がアートについて学び始めた時に読んだ本、見たYouTubeの動画は私とアートを繋げてくれた。
アートライティングを学ぶことでこれから美術を好きになる人を導けたらどんなに嬉しいだろう。未来の誰かの役に立ちたい。
そして、アートに関わることで私の心を救ってくれた美術館に恩返しができればいいな。
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