タイトルって、顔ですよね…?
今年は、エッセイの公募を着々と進められている自分がいます。
去年はうまく書き上げることができずに断念した募集も、今年は書き終えることができるかもしれません。
でも、そう言いながらも、応募ボタンを押すと途端に修正点が多々浮かんでくる癖があります。
それを「遅いよー。自分の実力だよ~」といなしているのは私だけでしょうか…。
調子のよい日、ノートに書き留めていたものをパソコンに打つ。
だいたい1時間程度が限度。
でも、私はエッセイを書くことが楽しくなりました。
エッセイを始めて10年が経ちますが、初めての感情です。
今までは必死で書いていたので、余裕が全くありませんでした。
もちろん落選するとヘコみますが、楽しむようになれたことは進歩かなぁと思っています。
子どもとのやりとりを書き留める。
妻に言われた言葉を振り返る。
学生時代を思い出す…などなど。。
そうして書き上げた作品は、我が子のように愛しいです。
本当は全員に日の目を見せてあげたいなぁ…と思うこの頃です。
話は本題に入りますが、最近タイトルに悩むようになりました。
以前、何かの受賞作品と受賞者のコメントを読んだ際、
「この作品はタイトルに悩み、一年ぐらい考えた」と書いてありました。
その時は、「なんで?!」と呑気にツッコミを入れてましたが、ようやく今頃タイトルの重要性に気づき始めました。
タイトルって履歴書の写真みたいなもので、作品の顔ですものね。
多くの応募作品の中からまず「うん?」と引っかかるようなタイトルを作りたいものです。
ちなみに、フォローさせて頂いている青空ちくわさんの創作大賞の応募作『あなた、まだ毛があるの?』は、とても良いタイトルだと思いました。
文章ももちろん面白く、大変刺激を受けました。
「私も来年の創作大賞はユーモラスなものを書くぞ!」と勝手に今から意気込んでいます。
あと、もう一つ気づいたのは、エッセイの書き方の本を私は読んだことが無いということでした。
受賞作品や好きな作家のエッセイは読んできましたが、書き方となると自己流でした。
そのためなのか、自信がある作品が落ち、ちょっと自信が無い作品が受賞ということがあります。
書き方を勉強してその差異を学べたらなぁ…と思っています。
ちょうどXのフォローをしている、にしの桃子さんや青空ちくわさんが、本を紹介して下さっていたので読んで勉強したいと思います(ありがとうございます!)。
ちなみにXというと、まだ始めたばかりで、ポストすることにビビってる自分がいます(苦笑)
まずはnoteをアップしながら、徐々に慣れていこうと思っています。
最後に、また産経新聞の朝晴れエッセーですが、面白かったのでご紹介します。
タイトルも良いと思いました。500文字なので箸休めにどうぞ。
『ドアが、外れた』↓
https://www.sankei.com/article/20240522-2ZSQGBOPJ5LNNDFSSDWZDGICDI/
青空ちくわさんのエッセイ『あなた、まだ毛があるの?』
あなた、まだ毛があるの?【エッセイ部門応募作】|青空ちくわ (note.com)