【自己紹介】
はじめまして、あおいもりと申します。
簡単な自己紹介と公募との出会いを書きたいと思います。
★プロフィール
生誕 1983年
出身(在住)千葉県松戸市
趣味 千葉ロッテマリーンズのテレビ観戦 (息子の影響)
好きな曲 EVISBEATS「いい時間」
Rickie-G「am08:59」「螺旋律のエニシ」
SUPER BEAVER 「まわる、まわる」「生活」
学生時代打ち込んだもの バレーボール
★公募との出会い
前の記事「生き続けて」にも書かせて頂きましたが、私は26歳の時に突然病気になりました。原因がわからない下痢で食事が取れず、体重がどんどん落ちていきました。だんだんと体が衰弱して動けなくなり、やがて心を病んで寝たきり状態となりました。
そして30歳を過ぎた頃、たまたま部屋にあった伊藤園のペットボトルを見て俳句の応募を一句してみました(伊藤園お~いお茶新俳句大賞)。それが、なんと入選したのです。
私は舞い上がりました。それから、寝たきり状態でも頭は動かせると思い直し、公募をするようになりました。体の調子のよい日に頭で考え、ベッドにノートを常に置いて書きこむようにしました。
最初は川柳や俳句やキャッチコピーなどの短いものでしたが、自分のことを書きたいと思って短編エッセイへ挑戦するようになりました。
当時の私は、「病床の日々だけど、ここに私という人間がいる!」ということを必死で伝えたかったです。存在証明というか、生きていることを実感したかったです。そして願わくば、社会から必要とされたかった。それが原動力だったと思います。
闘病生活では、たくさんの症状に襲われました。寝たきり状態の私が自分の存在価値を見出せず、死にたくなる度に妻子に励まされるという繰り返しでした。そして励まされる度に生きようと思い直しましたが、体調を崩してまた死にたくなってしまう。そして、また妻子に励まされる…という日々でした。その妻子の励ましや涙、時に愛があるからこその叱り、その内容と聞いた時の自分の感情をすべてノートに書きこみました。それがエッセイとなっています。
そのため、私が書いているエッセイはほとんど闘病の話となっています。文学的才能は乏しく、ただただ思いを書き連ねている状態でした。なので、受賞した時は、選考委員の方々から「がんばれ!」と生きる励ましを頂いたのだと思っています。それを力にしてここまで何とか生き抜いてやってきました(そのうちに、文章力も磨かれたのだと思います)。
闘病が始まって15年が経ち、41歳になりました。
病状も長い長い膠着状態から抜けてきて、ようやく外出も少しずつできるようになってきたので、これからは前向きでユーモアのある文章も書いていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
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