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足るを認識する①


自分の特性を活かして今後の生き方を見極めたい、と思っている

その特性は同時に足りないものも認識しなきゃ活かせない

認識する

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国語辞典


幼い頃の私は、家族の誰からも責任も決断も求められない存在だった

そして世話する必要があると認知されていた存在だった

だから、私は無責任で甘えた人間でいれば良かった

そこで見出した自分の生存価値は「何者でも無い事」

そして「人がやってあげなきゃと思わせる態度」を身に着けた

それは打算的というより「周りは自分より秀でている」と思っているし、自分が何かするより、自分より秀でた人がやった方がその場が丸く収まる事ばかりだったから

何か注目されたり意見を求められと、不安感ばかりが先に立ってパニックになるし、上手く立ち回れない経験が強烈だったから

それなりの自尊心が芽生えても、それなりに立ち回れるようになっても

この依存心や依頼心は、私の中から追い出せない

しかも、甘え方だけは上手だから、質が悪い


好き嫌いがはっきりしていて、直感的にしか行動出来ず、同調意識も低く、やりたい事はやりたい

だけれど、目の前の必要に迫られる事には、無責任で甘えられそうな人を嗅ぎ分け、思いっきり依存して対処する

そりゃ社会的信用なんて得られる訳がない

真面目で善良な人間だって、それだけじゃ社会で評価されるとは限らないのに

自分の信念も無く、危機管理も出来ず、他人が求める結果を導き出せないんだから


人間の元々の能力なんて大差無い

社会では、要領がいいとか立場を弁えて行動するとか、そんなものが評価の差を生み出す大切な部分のように思う

頭でわかっているつもりなのに、出来ない自分

社会的に信用されるような自分に到底なれそうに無いけれど

せめて周りが不安にならないような自分になりたい

自分事を自分で解決する

とにかくまず自分が出来る事は何か?を見極め、調べる、考える

その意識が私の足りないところ


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